廃止された「原子力公開資料センター」。入り口には鍵がかかり、廃止を告知する紙が張り出されている=中西拓司撮影 「原子力の図書館」として、原子力資料を一般市民に公開していた「原子力公開資料センター」(東京・霞が関)が、運営元の旧内閣府原子力安全委員会から新しく発足した原子力規制庁に引き継がれず、廃止されていたことが分かった。再開のめどは立っておらず、資料4万ファイルは公開されないまま宙に浮いている。福島原発事故の反省を踏まえ、原子力行政の透明性アップを目標に掲げて発足した規制庁だが、識者からは「情報公開の取り組みが劣化した」との批判の声が上がっている。【中西拓司】 ◇原発資料など4万ファイル センターは約600平方メートルで、旧安全委員会に近い民間ビル内にあった。原発を建設・運転する際に必要な設置許可申請書や安全審査書のほか、政府の議事録など資料約4万ファイルが収蔵され、福島事故直後は1日約
政界、渦巻きのなかにある。野田佳彦首相を筆頭に、多くの顔が浮かんだり、沈みかけたり。だれが渦を抜け出すか、だれが渦に巻き込まれ消え去るか。戦国の世を思わせる。 表の顔は野田、谷垣禎一自民党総裁、山口那津男公明党代表、そして小沢一郎民主党元代表だ。4人とも、消費増税法案をめぐって、もはやぶれない。ぶれようがない。 外枠から石原慎太郎東京都知事や橋下徹大阪市長、中央・既成勢力の屋台骨が傾くのではないか、とうかがっている。外様とあなどれない。世間が熱い視線を注いでいるからだ。 もう一人、民主党の老幹事長、輿石東の采配が気になる。大詰めで、輿石批判があちこちから噴出し、 「コシイシでなくオキイシ(置き石)だ」 などと言われだした。野田機関車が走るレールの上の置き石、つまり野田の中央突破を阻み、脱線させようとしている、と。消費増税推進派は、 「輿石が言う党内融和は事なかれ主義だ」 「野田は輿石を越え
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