マッキンゼー出身で、現在は自分の会社でコンサルティングや研修サービスを提供している著者によるコンサルタントのスライド作成技法の解説書。上下巻合わせて500ページに及ぶ大著だが、厚めの紙に刷られていること及び後述する理由により、それほどは厚く感じないのではないかと思われる。 著者は、コンサルに限らず、あらゆる企業人を対象読者と想定しているようで、企業におけるドキュメントコミュニケーションはすべからく本書の技法によって行われるべきであると主張しているのだが、評者はそれには完全に同意できず、本書の読者の中心になるのは、著者の企業の研修サービスの導入を検討する者と、その研修サービスの受講生ではないかと考える。一般の企業人や、コンサルティングファームの若手などが本書で学習することは薦めづらい。知識のないものがベースを作る目的で読むには、本書は少し独自路線を行きすぎているように思うためだ。 内容は、古
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