東京にあるスマートフォンのアクセサリーの販売会社のサーバーに、大量のデータを送りつける「DDoS攻撃」というサイバー攻撃を行い、業務を妨害したとして、ベトナム人の留学生が警視庁に逮捕されました。 「DDoS攻撃」をしたとして逮捕されるのは、全国で初めてだということです。 これまでの調べで、当時、この会社のサーバーには通常のおよそ30倍の負荷がかかり、1か月半にわたってホームページが閉鎖され、700万円程度の損害が出たとみられるということです。 警視庁によりますと、調べに対しグエン容疑者は「商品の売買を巡ってトラブルがあり、恨みがあってやった」などと供述し、容疑を認めているということです。 警視庁はいきさつを調べるとともに、「DDoS攻撃」に使えるソフトウエアなどがインターネット上などで出回っているとみて警戒を強めています。