多くの人の命をのせて世界を飛び回る旅客機は、ひとたび緊急事態が発生すると迅速で的確な対応が不可欠。そんな対応を確実に行うために、飛行機会社では乗務員を対象とした訓練が毎日実施されています。GIGAZINEでは2012年にJAL(日本航空)の訓練施設に潜入して取材していたのですが、現在はこの施設が一新されてより密度の濃い訓練が行われているとのこと。今回は、再びそんな訓練の現場に潜入して、さらには実際に訓練の一部を体験したり、非常用に用意されている食糧を食べたりできるチャンスが巡ってきたのでいろいろと取材してきました。 羽田空港にあるJALの訓練施設にやってきました。東京モノレール「新整備場駅」から徒歩10分ほどという、一般の人はあまり足を向けることの少ない場所に位置しています。 施設の名称は「テクニカルセンター」および「教育センター」。 建物に入り、長い通路を経てたどり着いたのが、この施設。