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2015年5月10日のブックマーク (1件)

  • 特攻悲話「月光の夏」を次世代へ 鳥栖にNPO法人:朝日新聞デジタル

    出撃前の特攻隊員が、佐賀県鳥栖市の小学校にあったピアノでベートーベンの「月光」を弾いた――。そんな悲話の映画化に尽力した同市の出版業、斉藤美代子さん(72)が、悲話の継承のためにNPO法人を立ち上げる。資料室の準備や平和学習ツアーの開催に乗り出す予定だ。 終戦直前の1945年の初夏、鳥栖国民学校(現・鳥栖小)に2人の特攻兵が現れた。約10キロ離れた当時の目達原(めたばる)基地から歩いてきたという。音楽学校の出身。「今生の別れに」とピアノで「月光」を弾いた。 教師としてその演奏に立ち会った故・上野歌子さんは、ピアノの保存を訴えようと、89年の講演でこの悲話について話し、世に広めるきっかけとなった。小説「月光の夏」が生まれ、同名映画が93年から全国上映され、最初の3年で200万人以上が鑑賞した。 92年に66歳で逝去した上野さんの活動を支え、映画化の際に「支援する会」事務局長として約1億2千万

    特攻悲話「月光の夏」を次世代へ 鳥栖にNPO法人:朝日新聞デジタル