総社市中心部の商店街に25日、アニメスタジオ「えかきや」(同市総社)がオープンした。同市が本年度創設した「そうじゃ商人応援事業補助金」が初めて適用され、アニメ制作の大手・手塚プロダクション(東京)のスタッフだった小林美代子さん(55)が開設した。 小林さんは同市の市境にある岡山市北区足守の出身。高校卒業後に上京し、手塚プロのほか、スタジオジブリなどで勤務経験があり、色彩設計を専門とする。現在は「ポケットモンスター」「ハイキュー!!」「ジョジョの奇妙な冒険」などの人気アニメに携わっている。 2年前に母親が死去し、父親の世話のために帰郷を決意。実家近くで物件を探していた際、起業時に上限50万円を補助する総社市の同事業を知り、申請した。 新スタジオは築80年を過ぎた木造2階建ての元文具店で、小林さん以外にアニメーター2人が常勤。1階入り口の土間(約25平方メートル)は一般開放され、「進撃の巨人」
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