あの日、書けなかった広島 ~記者 大佐古一郎さんが、被爆から35年をへて作った1945年8月7日と8日の新聞~ NHK広島放送局では、被爆75年のプロジェクトとして、原爆投下・終戦の年(1945年)の日記をもとに、当時の社会状況や人々の暮らしを、「シュン」「やすこ」「一郎」の3つのTwitterアカウントで発信してきました。 広島に原爆が投下された直後の1945年8月7日と8日、広島では新聞が発行されていません。広島の地方紙 中国新聞の記者、大佐古一郎さん(「一郎」のモデル)は、被爆から35年がたった1980年、当時を知る仲間の記者やカメラマンと一緒に手作りの新聞「廣島特報」を発行しました。今回はその紙面をご紹介します。 ※「廣島」は「広島」の旧字体 手作り新聞「廣島特報」とは 「廣島特報」の発行人は、大佐古一郎さんと、中村敏さん(元 同盟通信記者)と松重美人さん(元 中国新聞カメラマン)