「凄く良かった」の意味にもよりますが、結末やトリックが素晴らしかったという解釈でよろしいでしょうか。いくつかあらすじつきで紹介します。 殺戮にいたる病(我孫子武丸) 永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。 葉桜の季節に君を想うということ(歌野晶午) 「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。 ハサミ男(殊能将之) 連続美少女殺人事件。死体ののどに突き立てられたハサミ。その残虐性から