あらすじ ある村のお婆さんは、仏様を拝まず鬼を拝んでいたから閻魔様にけしからん!と怒られて、地獄に落とされてしまう。 おばあさんは閻魔大王のところへ向かう途中で、鬼達と出会い、ばあさんは大喜び。鬼たちも「ああっ!いつも俺を拝んでくれたばあ様だ!」と大喜び。早速、閻魔大王の下へ行きますが、おばあさんは生前に神仏を拝んでいなかったので、地獄行きになります。 まず最初に釜茹での刑になります。しかし「ばあ様安心せえ。ばあ様はこっちじゃ」と、鬼たちが指を差す方には小さな釜があり、程好いお湯が沸いていました。おばあさんは大喜びでお風呂に入り、歌を歌います。 歌を聴いた閻魔大王は、驚いて今度は針の山に刑を変えます。針の山に着くと、鬼たちが用意した鉄下駄をはいて、針の山の頂上まで行きます。 頂上からの景色は遠くに光り輝く極楽が見える絶景でした。感激したおばあさんは、山を降りて閻魔大王に「針の山に住みたい」