日本繊維新聞は2010年11月1日、同日付で発刊を休止し、営業を停止することをウェブサイト上で発表した。 同紙は1943年4月の創業。中堅の繊維業界紙として、アパレルやファッション関係の動向などを扱っていた。東京商工リサーチによると、10年ほど前には公表発行部数を12万4000部としていたが、近年は市況が低迷し繊維業界も苦戦していることから発行部数が半減。2010年3月期末には2億6647万円の債務超過に陥っていた。10月の資金繰りに行き詰ったとみられる。 事後処理について日本繊維新聞は、ウェブサイト上で「弁護士に委ねることとしました」としている。
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