6日午前1時25分ごろ、木曽郡木曽町日義の同町役場日義支所が燃えている―と警備会社を通じて110番通報があった。火は鉄骨一部木造2階建て約千平方メートルを全焼し、約4時間後に消し止められた。出火当時、支所内には誰もおらず、けが人はなかった。木曽署が原因などを調べている。 同支所は、旧日義村を含む4町村の合併で2005年に木曽町が発足するまでは村役場庁舎で、1966(昭和41)年の建築。合併後は総合支所機能を担い、現在は総務住民課、義仲の里振興課の2課と、公民館事務局などを務める教育事務所を配置している。日義地区には964世帯、2554人が居住しており(ことし3月31日現在)、支所はその中核機能。 同支所によると、普段から宿直はおらず、職員が最後に支所を出たのは5日午後6時ごろで、その後は無人だった。同署によると、1階部分が火元とみられるという。 現場は国道19号沿い。公民館などが併設