神奈川県茅ヶ崎市で、83歳の夫の首をのこぎりで切り、殺害した疑いで76歳の妻が警察に逮捕されました。「長年のうらみがあった」と供述しているということです。 殺人の疑いで逮捕されたのは、無職の丸洋子容疑者(76)で、5日の午前11時ごろ、茅ヶ崎市にある自宅で夫の寿雄さん(83)の首をのこぎりで切り、殺害した疑いがもたれています。 警察によりますと、丸容疑者は、寝室で寝ていた寿雄さんの上半身に馬乗りになり、のこぎりでのどぼとけを切ったということです。犯行後、丸容疑者は別の場所に住む長女に連絡、長女に促されて丸容疑者が自分で110番通報し、事件が発覚しました。 調べに対し、丸容疑者は容疑を認め、「夫からの暴力や、お金を家に入れないなど、長年の恨みがあったからです」と供述しているということです。