バックアップのためにtarやafioなどを使う場面や、単に古いファイルを取っておきたいという理由でバージョン管理システムを使う場面の何割かはrsyncを--link-destオプション付きで使った方が良い。 rsync --link-destは次のようにして使う。 これは次のような動作になる sourceをdestにコピーする。ただしoldにあるファイルと同じ内容のファイルはそのファイルへのハードリンクにする。 これを次のようにcronと組み合わせることで、毎日のバックアップが取れる。 日付を名前にしたディレクトリを作る前の日のディレクトリを--link-destのパラメータに渡して、バックアップ対象のディレクトリを新しいディレクトリにコピーする。つまりpdumpfsやrsnapshotやglastreeと同じことがrsync単体でできる。 #ちなみに--link-destはpdumpfs