どういう経緯か忘れたが、たぶん私がグチでもこぼしたのだろう。「そら豆って高いよねぇ」と。「一袋500円くらいするんだもん。いくら好きでも、そう気軽には買えないよ」と。 場所は新橋の居酒屋。相手は飲み友達のタカハシさん。すると彼女が妙なことを言い出した。 「そういえば、職場(彼女は某生協で地域活動を応援する仕事をしている)で知ったんだけど、そら豆のNPOが千葉にあって、そこで収穫体験が出来るらしいですよ。今度一緒に行きませんか?」 NPO? そら豆? …酔った頭には何のことやらさっぱり意味が分からなかったが、非常に魅力的なことは間違いない。「行く行く!」と答え、後日千葉に出掛けた。 (高瀬 克子) そら豆好きの集団 会の方からいただいたメールには「畑仕事の出来る格好で」と書かれていた。うーむ。やはり長靴を履いて行くべきだろうか。 しかし「汚れても構わない格好で…という意味だろう」と解釈し、結