http://president.jp/articles/-/21582 ネット通販の取扱量急増で、ヤマト運輸の現場が悲鳴をあげている、という報道が先ごろあった。 同社の労働組合から取扱量抑制の要求に対して、会社側は売り上げ減少を覚悟で検討を始めたという。 買い物はオンライン化・バーチャル化しても、物流は相変わらず人が担っていることをあらためて思い知らされるニュースだ。 しかし、30年後から現在を振り返ったとき、「そんなニュースもあったよね」と懐かしく思えるかもしれない。 その頃、ネット通販で買った商品は、おそらく無人の自動運転車両(小型の輸送ポッド)で購入者の家に配送されているからだ。 課題は技術よりも「人間側のルールづくり」 無人の自動運転車と聞くと、未来の乗り物のように聞こえるが、AI(人工知能)やディープラーニング・ソフトウェア の急速な進歩により、技術的には、実用化レベルにかなり