ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)の平井一夫副社長は4日、ロイターなどとのインタビューで、不振の液晶テレビ事業について、改革プランを1カ月でまとめてすぐに実行していく考えを示した。今期で8年連続赤字の事業だが、平井副社長は「テレビはソニーにとって中心的なビジネスだ。不可欠なビジネスで、それを縮小することは考えられない」として、撤退の考えはまったくないことを明らかにした。 液晶テレビ事業の黒字化の時期については「早期にやるが、いつと言える段階ではない」と指摘。テレビ事業の構造改革の中で「新たなパートナーシップも視野だ」と述べた。 韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)と折半出資する液晶パネル合弁会社「S―LCD」(韓国忠清南道)については、「合弁を解消するとはまったく考えていない。簡単にできるものではない」と述べた。 新型の携帯ゲーム