[寄稿]臨時政府を否定する日本の内心(朝鮮日報/朝鮮語) 明日は第97周年3・1節。ウィルソン米大統領の民族自決の原則に立脚して、世界の歴史で初めて非暴力運動を植民地支配下にあった民族が独立を訴えた運動であった。日本は容赦なく、この運動を弾圧したが、その後韓国への武断統治を終え出版・マスコミなどに一定の自由を与えるようにした。この3・1独立運動が大韓民国臨時政府の樹立につながったことは周知の事実である。 現在、日本で臨時政府の歴史的な意味を否定しようとする言説を簡単に見ることができる。出版物やインターネットサイトを介して「臨時政府は、国際社会で正式国として認められたことがない」、「連合国の勝利で韓国が独立したもので臨時政府が韓国を独立させたものではない」、「韓国国民が自らの力で独立を勝ち取ったのではない」云々しながら現大韓民国の起源を否定し、その位相を地面に落とし取るために意図を暴露する。