[社説]「堤川火災」で明らかになった消防当局のひどい無能(韓国日報・朝鮮語) 29人の命を奪った堤川スポーツセンターの火災惨事は、小規模消防署の人材と装備では防ぐことが難しかったという不可抗力の災害ではなかった。家主の消防設備安全管理不良の消防救助隊の初期対応力の不足が相まってもたらされた人災というのが消防合同調査団の調査結果だ。特に初期対応不良の理由が現場指揮官の判断能力不足から来ているという点がひどい。消防当局は重い責任を感じて当然だ。 合同調査団の発表内容を見ると、当時の2階の女性サウナで119に3回の申告電話がかかってきた。しかし、状況室はこのような事実を無線ではなく、携帯電話で現場チーム長に伝達した。災害現場標準的な手順上の指示は、無線を優先するようにした原則を破ったのだ。さらに、現場チーム長は救助隊員たちに、これを知らせなかった。もし状況室が無線を通じて現場の消防隊員の多くが内