あまり報道されませんが、おとといあたりからタイ、韓国が自国通貨買い介入を繰り返しています。JGBが売られたこともこれと関連付ける向きもあるようですが、実態はわかりません。 更に、元来、兌換性がないルーブルまでロシア中央銀行が買いまわっており、きな臭いことには間違いがありません。まさか、10年前の再現とはいいませんが、豪ドル、NZも含めてちょっと怪しい動きが出ていますので、注意が必要かと思います。 97年当時は相手が見えていました。要するにヘッジファンドがレバレッジを使ってファイナンスをして仕掛けてきた。勝ち負け、はともかく、姿の見える敵ですね。しかし、今回HFはご存知の通り、ほぼ壊滅的な打撃を受けています。更に、どんなに担保を用意しても、そうそうレバレッジに応じられる金融機関はありません。となると、誰が売っているのか・・・・ レバレッジでもないとなればそれは実弾なんだろうか、という話ですし