FAX発注から脱却した新宿のたこ焼き屋さん(写真:ハイドアウトクラブ) 「俺だけど、いつものアレ、よろしくね」 これはとある都内の食品卸会社の留守番電話に録音されていた飲食店からの発注内容です。 その会社では、受注担当者が、声を聞けばどのお店からの注文で、その店の”アレ”は何の商品か分かるといいます。実はこのやり取り、特定の会社だけでなく多くの会社で起きている「受発注のよくある光景」なんです。 私たちはこういった飲食店を中心に、FAXをスマホやタブレットに置き換える受発注サービス「CONNECT」を運営していますが、急激に利用者の方の数が増えています。本稿では、アナログな現場で実際に目の当たりにした「小さなデジタルトランスフォーメーション」の実態について共有したいと思います。 B2B取引は、デジタル化が進んでいない まず、前提としてスマートフォンの普及やテクノロジーの発展によりあらゆるもの
![新宿のたこ焼き屋がFAX発注をデジタル化できたワケ、344兆円市場の“商機”とは - BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d35c542a75cdc3ee16c5dfb3bdea1ff24793902f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fthebridge.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F12%2Fimage1-1.jpg)