[書評] ULTRA LEARNING 超・自習法――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド(スコット・H・ヤング) 勉強ができるようになりたいという人は多い。そして、「こうすれば勉強ができるようになる」という本も多い。こうした本のなかにはけっこうベストセラーもある。だが、そのこと自体が、実は、こうした本はあまり意味ないんじゃないかと直感させるものがある。ということが直感されるだろうか? ひねくれた言い方になるが、この直感がある人にとって、本書『ULTRA LEARNING 超・自習法――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド』はけっこう面白い。納得できる箇所が多いというよりも、その直感の確信をうまく捉えている。 逆に言えば、勉強法なるもの書籍は、手法的にできる。①例証(とくに著者ひとり)でされているメソッド、②実証されているメッソド。 たいていはその2つの面の曖昧なアマル
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