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2023年6月29日のブックマーク (3件)

  • チェス不正疑惑で1億ドルの賠償訴訟、米裁判所が訴え棄却

    【6月28日 AFP】チェス選手のハンズ・ニーマン(Hans Niemann、米国)が、自身の不正疑惑を告発した元世界王者のマグヌス・カールセン(Magnus Carlsen、ノルウェー)らに名誉を毀損(きそん)されたとして、1億ドル(約144億円)の損害賠償を求めて訴訟を起こした件で、米ミズーリ州の裁判所は27日、訴えを棄却した。 チェス史上最大のスキャンダルとも言われる問題の発端は、2022年9月5日にミズーリ州セントルイス(St. Louis)で行われた大会でニーマンがカールセンに勝利したことだった。 世界チェス選手権(FIDE World Chess Championship)で通算5度の優勝を誇るカールセンは対局後、20歳の新星ニーマンの不正を訴え、大会を棄権。その後、グランドマスターのヒカル・ナカムラ(Hikaru Nakamura、米国)もカールセンに同調し、チェスの世界的オ

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  • 毎日読書#260 『劇画ヒットラー』(水木しげる)|マエダヒデキ

    水木しげるによる「ヒットラー」の伝記。 書は、先日ご紹介した藤子不二雄Ⓐの『劇画 毛沢東伝』と同じ、昭和40年代に漫画サンデーで連載されていた革命家シリーズの作品だ。 浮浪者のような生活をしていた絵描きが、ひょんなことから泡沫政党の党員となり、アッと驚く方法で政権を握り、独裁者となった。選民思想(ナチズム)によるおぞましい迫害を行い、あげくは第二次世界大戦を引き起こすも、最後は大国ロシアに挑み、勝てないとわかり身勝手に自決する。 水木しげるは、そんなヒットラーという人物を淡々と描く。 読んでいるあいだ、何とも言えない不思議な違和感を感じるのだけど、読み終わって、あとがきの「ヒットラーさん」を読むと、その違和感の理由が見えてきた。水木しげるは、書でヒットラーを絶対悪として描いていない。かといって、英雄にも描いていない。 淡々と、資料から見えるヒットラーという人物を素直に書いている。さらに

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  • 世界の中心でAIが「気持ち悪い」と叫ぶ日

    まずは前口上。 しばらく、この日経ビジネス電子版にエッセイコラムを書くことになった。「しばらく」というのは、「読者に受けなければ終わりますよ」という意味で、週刊少年ジャンプの「アンケート結果がイマイチだと10週打ち切り」を思わせる話ではある。 「母さん、ごめん2」も担当していた仕掛け人の編集Y氏のリクエストは「今回は『オタクネタ時々時事系』でお願いします」というものだ。さて、過去四半世紀近く宇宙関係の記事を書いてきた私に、そのようなコラムが書けるのかどうか。1962年生まれで、日のサブカルチャーの隆盛とともに育ち、成人したのは間違いない。が、その全てを吸収咀嚼してきたわけではない。色々あっちに淫し、こっちにかたより、そこら中にひっかかりつつ溺れつつ生きてきたというだけである。 この連載が、果たしてこち亀かワンピースのような長期連載となるのか、それとも果てしなく遠い男坂を上り始めたところで

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