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ブックマーク / synodos.jp (12)

  • 全国学力テストの失敗は日本社会の縮図である――専門性軽視が生み出した学力調査の問題点/『全国学力テストはなぜ失敗したのか』著者、川口俊明氏インタビュー - SYNODOS

    全国学力テストの失敗は日社会の縮図である――専門性軽視が生み出した学力調査の問題点 『全国学力テストはなぜ失敗したのか』著者、川口俊明氏インタビュー 情報 #新刊インタビュー 2007年から実施されている「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)は、開始当初から実施手法や競争原理の導入など様々な問題点が指摘されてきた。近年は、教員評価に用いることへの懸念、また長時間労働が問題視される学校現場での大きな負担という声も上がっている。 2020年4月は、新型コロナウイルスの影響により実施が中止になったが、それを契機に全国学力テストそのものの見直しの議論も広がっている。新刊『全国学力テストはなぜ失敗したのか』著者の川口俊明氏(福岡教育大学)に、全国学力テストにまつわる誤解と今後の議論の方向性について話を伺った。(聞き手・構成/岩波書店 大竹裕章) ――『全国学力テストはなぜ失敗したのか』では、

    全国学力テストの失敗は日本社会の縮図である――専門性軽視が生み出した学力調査の問題点/『全国学力テストはなぜ失敗したのか』著者、川口俊明氏インタビュー - SYNODOS
  • 災害多発時代の日本にリスクマネジメントが足りない/安田陽 - SYNODOS

    1年ぶりにシノドスに寄稿します。前回の寄稿は北海道ブラックアウトについてでした。今回は、そのほぼ1年後に起こった台風15号による千葉県を中心とした長期広域停電について書くことにします。 2019年9月9日に千葉県に上陸した台風15号は、一時90万軒以上の需要家を停電させ、1週間経った執筆時点(9月16日13:00)でも約8万軒が依然停電しています。復旧もまだの段階で原因究明や再発防止の議論もこれからですが、現時点で早急に問題提起しなければならないものがあり、緊急寄稿しました。稿で取り上げたい重要なキーワードはリスクマネジメント、そしてあまり聞きなれないかもしれませんがクライシスコミュニケーションです。 1年前の拙稿では、リスクマネジメントについて筆者は以下のように述べました。 ・電力会社を責めても何も解決しないというのが稿の結論ですが、一方で、電力会社(さらにはその監督省庁)が早急に改

    災害多発時代の日本にリスクマネジメントが足りない/安田陽 - SYNODOS
    arajin
    arajin 2019/10/04
    「科学技術を過信して情報の正確性にこだわりすぎると、意思決定が遅れ破滅的な危機を招く可能性もあります。」
  • “子育て罰”を受ける国、日本のひとり親と貧困/桜井啓太 - SYNODOS

    ◇子どもの貧困は、大人の貧困である。 たいていの場合、子どもだけがひとり貧困になるわけではない。一緒に暮らす大人が贅沢な生活をしているのに、子どもを困窮させているのであれば、それは貧困問題ではなくネグレクトである。子どもの貧困は、子どもの親たちが貧しいからこそ生じている経済的問題である。 第一線の貧困研究者たちは、ずっと「子どもの貧困」における「罪のない子どもが貧困におかれている」という台詞の裏側に見え隠れする「大人の貧困は自己責任(罪)である」という価値に対して危惧を表明し続けてきた(注1)。 (注1)松伊智朗編(2017)『「子どもの貧困」を問いなおす:家族ジェンダーの視点から』法律文化社。編者の松は、「子どもの貧困」が貧困問題一般から切り離され、「家族責任」や「学習支援」に矮小化されることに明確な反対を示している。 どんな個人も、貧困のままに放置されるほどの罪などない。子どもであ

    “子育て罰”を受ける国、日本のひとり親と貧困/桜井啓太 - SYNODOS
    arajin
    arajin 2019/06/11
    “このように子どもを育てることによって背負う社会的(特に賃金上の)不利を“チャイルド・ペナルティ”と呼ぶ。”
  • 今、「部活がつらい」という声を出せるようになってきた――過熱する部活動から子ども・先生を救うには?/『ブラック部活動』著者、内田良氏インタビュー  - SYNODOS

    今、「部活がつらい」という声を出せるようになってきた――過熱する部活動から子ども・先生を救うには? 『ブラック部活動』著者、内田良氏インタビュー 情報 #新刊インタビュー#ブラック部活 部活動問題の火付け役として議論を牽引し、各種メディアでも精力的に発言を続ける内田良氏の著書『ブラック部活動』(東洋館出版社)が発売された。 近年、部活動の過熱が続き、生徒の長時間活動の問題、教師のボランティアでの「全員顧問強制」など、部活動が大きな問題になっているという。部活動問題の課題はどこにあり、議論の高まりの背景には何があるのか。大会数の増加や吹奏楽部問題という話題から、SNSでの声を研究に取り入れる意味、さらには研究の姿勢について、内田良氏にお話を伺った。 (聞き手・東洋館出版社編集部/構成・櫻井拓) ――今回の書籍はずばり、「部活動問題」についてのものですが、内田先生ご自身は何部だったのですか?

    今、「部活がつらい」という声を出せるようになってきた――過熱する部活動から子ども・先生を救うには?/『ブラック部活動』著者、内田良氏インタビュー  - SYNODOS
  • イタリアはいかにして社会を精神病院から解放したのか/『精神病院はいらない!――イタリア・バザーリア改革を達成させた愛弟子3人の証言』編著者、大熊一夫氏インタビュー - SYNODOS

    イタリアはいかにして社会を精神病院から解放したのか 『精神病院はいらない!――イタリア・バザーリア改革を達成させた愛弟子3人の証言』編著者、大熊一夫氏インタビュー 国際 #バザーリア#精神病院 精神病院について何も知らない日の市民は、精神疾患を治して社会に戻してくれるところだと単純に思っているふしがあります。しかし、病棟を観察すれば、治療失敗例・没治療例・救済放棄例のルツボ。精神科のベッド数はなんと30万床以上で、単位人口当たり世界ダントツです。入院期間も世界に例を見ない長期収容です(世界の平均在院日数は20日程度。日は、1年以上の長期入院を続けている人が、20万人以上)。それは、医療の問題ではなく、入院の必要がないのに病院に留め置かれている「社会的入院」と言われる人が、厚生労働省が認めるだけで18万人(2011年度)もいるという日社会特有の問題でもあります。 ところが、もう35年以

    イタリアはいかにして社会を精神病院から解放したのか/『精神病院はいらない!――イタリア・バザーリア改革を達成させた愛弟子3人の証言』編著者、大熊一夫氏インタビュー - SYNODOS
  • 「リベラル」は、ほんとうに「うさんくさい」のか?/山本昭宏 - SYNODOS

    近年、「リベラル」という言葉を頻繁に目にするようになった。 その具体的な契機は、2011年3月11日の東日大震災と原発災害だった。以後、脱原発を掲げる社会運動が盛り上がったことは記憶に新しい。さらに、2012年12月に誕生した第二次安倍政権が進めた特定機密保護法・安保関連法制の整備、これに対する反対運動も高揚した。こうした状況で、安倍政権への対抗言説をまとめる言葉として「リベラル」という呼称が使われるようになった。 しかし、この「リベラル」という言葉は、なんとなく使用されるのが常である。そこには、なんらかの共通理解があるはずだが、明確な整理はなされていないというのが現状ではないか。 現代社会において、「リベラル」という言葉はどのような意味を担わされているのか。まずは、その使用法を二つの類型に整理してみたい。 「リベラル勢力結集」というような語り方に代表される使用法が、「リベラル」の第一類

    「リベラル」は、ほんとうに「うさんくさい」のか?/山本昭宏 - SYNODOS
    arajin
    arajin 2016/08/18
    日本の野党はリベラルではないでしょ。
  • 何のために学ぶのか、何のために考えるのか?/飯田泰之×finalvent(『考える生き方』著者) - SYNODOS

    『考える生き方 空しさを希望に変えるために』(ダイヤモンド社)は、月間30万PVのアクセスを誇る「極東ブログ」と「finalventの日記」を主宰するアルファブロガーで、1日1冊の読書を30年以上もつづけているfinalvent氏の第1作。シノドス・マネジングディレクターで経済学者の飯田泰之が、大きな話題を呼んでいる処女作への想いを聞いた。(構成/乙丸益伸・編集集団 WawW ! Publishing、宮崎康二) 飯田 『極東ブログ』で色々ぼくのを取り上げていただきありがとうございます。いまでこそアベノミクスが盛り上がっていていますが、かつてはリフレ派の論客の議論を正面切って取り上げて下さる方はかなりかぎられていました。そんななかで、すでに3年前からリフレ政策に注目していたという点で、finalventさんにはとても興味を持っていたんですよ。 『考える生き方』はfinalventさんの処

    何のために学ぶのか、何のために考えるのか?/飯田泰之×finalvent(『考える生き方』著者) - SYNODOS
    arajin
    arajin 2016/01/28
    「人間的な苦悩というのを、30歳を過ぎたあたりから誰もが抱き出すものです。その人間的な苦悩っていうものに、人類はみんな直面してきて、なんらかのソリューション(解決法)を見だしてきたわけです。それが文学」
  • フジテレビ「池上彰緊急スペシャル」の「字幕取り違え」事件についての私見――テレビ報道の映像・字幕翻訳者としての経験から/韓東賢 - SYNODOS

    フジテレビ「池上彰緊急スペシャル」の「字幕取り違え」事件についての私見――テレビ報道の映像・字幕翻訳者としての経験から 韓東賢 社会学 国際 #フジテレビ#池上彰 フジテレビは6月29日、5日に放送した「金曜プレミアム 池上彰緊急スペシャル! 知っているようで知らない韓国のナゾ」のなかで取り上げた、現地の韓国人2人のインタビュー映像の字幕と発言内容がい違っていたことについて、「編集作業でのミスに加えて、最終チェックが不十分であったため、誤った映像を放送してしまいました」として、番組公式サイトにおわびの文章を掲載した。 この件について、経験談をまじえた私見をSNS上で述べていたところ、今回の原稿の執筆依頼をいただいた。少しかじってはいるものの日韓関係やメディアの専門家というわけでもなく、「アカデミック・ジャーナリズム」の場にふさわしいものには到底なりえないので少し迷ったが、自らの経験から少

    フジテレビ「池上彰緊急スペシャル」の「字幕取り違え」事件についての私見――テレビ報道の映像・字幕翻訳者としての経験から/韓東賢 - SYNODOS
    arajin
    arajin 2015/07/03
    「よくあったのが、政府や党の公の声明から全体の意図や文脈を読み取るのではなく、表面的に、言葉的に「過激」で「反日、反米」的なところだけ抜いてほしいという指示だ。」
  • 東日本大震災、体育館避難所で起きたこと/佐藤一男 - SYNODOS

    東日大震災。 東日全体で21000人もの人が命を失い、または行方不明となりました。私も被災し岩手県陸前高田市米崎小学校の体育館で二ヶ月間にわたり避難所生活をしながら避難所運営を経験しました。 多くの人に助けられ過ごした時間です。この場をお借りして、日中の人に御礼を述べさせていただきます。 来であれば、避難所運営の一例として記録と御礼だけに留めるべきことですが、次の万が一の時のために避難所運営の改善点とご支援をいただいた際に気になった点を記させていただきます。 両親とと一男二女の7人暮らしをしていました。両親とも同じ米崎町生まれで、昭和35年のチリ地震津波の被害も経験しています。は同じ岩手県内でも内陸の一関市生まれなので、結婚するまで津波に対する防災教育を受けずに育ちました。 震災時、子どもは小学校一年の長女と保育園年長組の次女は学校と保育園へ。1歳6ヶ月の長男は自宅でと一緒で

    東日本大震災、体育館避難所で起きたこと/佐藤一男 - SYNODOS
    arajin
    arajin 2015/06/25
    炊き出し支援の団体が避難所にストックしてあった食材を全部使う。日本人も管理者のいない所では整然と出来ない。個人情報を漏らす傾聴ボランティア。…
  • アスペルガー症候群の特性と犯罪――『アスペルガー症候群の難題』著者による解説/井出草平 - SYNODOS

    昨今、不可解な犯罪が相次いで起こっていることから、少年犯罪に注目が集まっています。昨年7月に佐世保で中学生が同級生の首を絞めて殺害した事件は皆様も覚えておられるでしょう。容疑者の少女は事件以前にアスペルガー症候群(注)の診断がされていたことが判明しました。 (注)診断名は世界保健機関(WHO)の診断基準であるICDに従って非定型自閉症となっている。稿では知的障害のない自閉症スペクトラム障害をアスペルガー症候群と呼ぶ。アメリカ精神医学学会の診断基準であるDSMの改定についてはこちらを参照。https://synodos.jp/society/4414 この事件では、殺害後に首と手首を切断していたことが衝撃を与えました。また、その行動を裏付けるように「体の中を見たかった」「人を殺して解体してみたかった」と容疑者少女は語っています。その他に、容疑者少女は過去に、父親を金属バットで殴ったこと、家

    アスペルガー症候群の特性と犯罪――『アスペルガー症候群の難題』著者による解説/井出草平 - SYNODOS
    arajin
    arajin 2015/04/21
    佐世保のはサイコパスだろ。診断は行った時期によっても変わるし、二次障害の結果の犯罪かもしれない。この本の主張はゲーム脳と同じ類なのでは。
  • 「流動的人間関係vs固定的人間関係」と責任概念/松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 - SYNODOS

    前回は、責任概念には「自己決定の裏の責任」と「集団のメンバーとしての責任」の二種類があるというお話をしました。 前者は自分で決めたことの結果は、他人に及ぼさずに自分で引き受けることで、典型的な責任の取り方は補償です。後者は自分で決めたかどうかにはかかわらず、集団の中で決められた役割を果たすことで、典型的な責任の取り方は「詰め腹を切る」ことです。 どちらが主にとられるべきかは、その行為がなされる社会システムのあり方によって決まってくるのですが、それがい違うとおかしなことになるということでした。 前回のお話でも、「自己決定の裏の責任」は人間関係が流動的な社会システムにマッチして、「集団のメンバーとしての責任」は人間関係が固定的な社会システムにマッチするということに触れましたが、今回は、どうしてこのような対応関係が成り立つのか、そもそもどうして社会システムがこのように二種類の人間関係のものに分

    「流動的人間関係vs固定的人間関係」と責任概念/松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 - SYNODOS
    arajin
    arajin 2014/08/28
    「日本企業で一時流行った「成果主義」が、どうして「糞」なものになってしまったのか」「自己決定がないのに、自己決定に基づくはずの責任を、集団のメンバーとしてとらされるという、「悪いとこ取り」になるわけ」
  • 「大正デモクラシー」はどうして戦争を止められなかったのか/成田龍一氏インタビュー - SYNODOS

    社会運動、政党政治、普通選挙――民主主義的な言論や運動が活発に行われた「大正デモクラシー」。しかし、その後日戦争の時代へと突入してしまう。なぜ大正デモクラシーは戦争を止められなかったのか。歴史学者の成田龍一氏に話を伺った。電子マガジンα-Synodos vol.142より、一部を転載。(聞き手・構成/山菜々子) 「大正デモクラシー」とはなにか ―― 今回は、「大正デモクラシーはどうして戦争を止められなかったのか」というテーマでお話を伺えればとおもいます。まずは、「大正デモクラシー」はどのようなものだったのでしょうか。 まず、「大正デモクラシー」という言葉についてですが、これは同時代に使用された言葉でもなければ、歴史用語として定着しているわけではありません。論者によって「大正デモクラシー」といったときの時期や内容や評価が様々です。「大正」という元号と、「デモクラシー」というカタカナとが

    「大正デモクラシー」はどうして戦争を止められなかったのか/成田龍一氏インタビュー - SYNODOS
    arajin
    arajin 2014/02/17
    「「大正デモクラシー」があったが故にファシズムに向かい、戦争の時代になったのです。」
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