別に何かへのコメントとかいうのではありません。一般論として、 近頃はやりのマルチ商法にしたって、いずれ行き詰まるとわかっていながら、いずれ行き詰まると認めないインセンティブを持つことが、行き着くところまで行き着かないと終わらない理由でしょう。 より正確に言えば、将来のどこかの時点で行き詰まるかもしれないが、それが自分がうまく儲けられる間ではないに違いないと考えるインセンティブを持つというべきかも。原理的には地球上の全ての人を巻き込むまでは「持続可能」ですから。 で、そういうインセンティブを持っている人にとっては、マルチ商法で売買される効能があるという謳い文句の商品そのもの(実体経済)は本質的意味を持っていないわけで。 マルチで儲かっている間は、そういう先を見通せる有能さは儲けられないという制裁を受け、あえて見えない訓練された無能さが報酬を受けるわけです。