2020年4月9日、ツイッターの日本のトレンドのトップに「#SMAP完全版」とあった。突然の解散から3年余り経つが、今もSMAPが求められていることは、決して驚きではなかった。「SMAPの姿を見たい」という多くのひとの思いがあふれ出すことが、これまでにも何度かあったからだ。1995年の「がんばりましょう」、2011年の「世界に一つだけの花」、そして今…。なぜ私たちは国家を揺るがしかねない事態に直面すると、SMAPを想起するのだろうか。SMAPが日本に与えてきた「安心」について考える。 不安の時代に寄り添い続けたSMAP 「#SMAP完全版」がトレンドトップになったことは、あらためて、平成という困難な時代に生まれたSMAPが、私たちの「不安」に真摯に向き合い、寄り添い続けた「安心」の象徴であったと感じられた。 トレンドトップになった経緯はこうだ。NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』(以下
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