前週のもみじロードツーリングは、天候不良もありクルマとなってしまいました。その前11月中旬のツーリングでは館山の那古観音、崖観音という寺院に行ったのですが、南房総には行きたい神社もあって、それは安房の国一の宮である安房神社です。 ところが安房神社のことを調べていて、そこからほんの10km程度しか離れていない館山市洲崎にある洲崎神社も安房の国一の宮と呼ばれていることがわかりました。 古来一の宮と呼ばれてきたのは安房神社なのですが、洲崎神社は源頼朝との関りから江戸時代に一の宮とされたそうで、伊豆で挙兵して敗れ、何とか安房に逃げ延びた頼朝が再挙を期して参拝をしたのが洲崎神社で、天下統一の願いを聞き入れてくれた神様は、以降多くの武士の信仰を集めました。その後自然発生的に洲崎神社を一の宮と呼ぶ風習が広まったのですが、江戸時代に松平定信が、「安房国一之宮大明神」と自筆した篇額を奉納したこともあって、本