毎年春になると大陸から飛んでくる厄介者が黄砂ですが、今回は北日本・東日本にまで飛んできていてちょっと深刻です。四国育ちの私にとっては幼い頃から黄砂は身近なもので、毎年春になると話題にはなっていましたが、これほど騒がれてはいなかったと記憶しています。子供だったから深刻さがわかっていなかったのかも知れませんが、黄砂は九州北部にやって来るものと思っていました。 そこで今も四国に住む幼馴染たちに当時と今の事を聞いてみると、やはり昔より今の方が深刻だと思うという声の一方で、気象庁のデータ等を基に、決して昔よりひどくなっている訳ではないということを調べてくれた友人もいました。確かに年ごとの増減はあるものの、目立って増加傾向にある訳ではなさそうです。 これまで私は黄砂は中国から流れて来るものだと漠然と考えていたのですが、黄砂の代表的な発生地は、西から「タクラマカン砂漠(中国西部 新疆)」「ゴビ砂漠(中国