2月22日は「にゃん・にゃん・にゃん」の語呂合わせで「猫の日」とされています。これにちなんで、東京・銀座のギャラリーで猫が描かれた浮世絵などを集めた展示会が22日から始まりました。 このうち、猫好きで知られた江戸時代の浮世絵師、歌川国芳が歌舞伎の舞台を描いた浮世絵は、化け猫を演じる三代目、尾上菊五郎の姿が鮮やかな色彩で表現されています。 また、明治時代の子ども向けの浮世絵「新板猫の温泉」は、人に見立てた猫たちが温泉に入る姿がユーモラスに描かれています。 このほか画家、藤田嗣治の猫の絵なども展示されていて、訪れた人たちは時代を超えて愛されてきた猫たちの姿に見入っていました。 横浜市から訪れた男子大学生は、「猫はいつも勝手気ままで、人にこびないところがいいと思います。猫は昔から人々に大事にされていたんだなと感じました」と話していました。 この展示会は、今月26日まで開かれています。 本の町とし