サッカーJ2の栃木SCは2日、2014年度の決算を発表した。売上高は前期比107・4%の約9億4100万円を計上。経常利益は前期比286・7%の約1億5000万円で、4期ぶりの黒字決算となった。 13年度に約6300万円あった債務超過は解消、約1億円の資産超過となった。
サッカーJ2栃木SCの前監督で、現在、運営会社の常務取締役を務める松本育夫氏(73)が辞意を表明し、12月26日付で同社を退社することが30日、分かった。松本氏は2013年1月にシニアアドバイザーに就任、「丸2年の節目を迎え、一身上の都合」と話している。 宇都宮市出身で1968年メキシコ五輪の銅メダリストでもある松本氏は、東洋工業(現J1広島)のFWとして活躍。現役引退後はJ1の川崎、鳥栖(いずれも当時J2)の監督などを歴任し、栃木SCではことし4月に取締役に就任した。 13年9月には成績不振で辞任した松田浩監督の後任として現場復帰。シーズン終盤10試合で7勝2分け1敗の成績を残し、チームを過去最高となる9位に押し上げた。 チームが阪倉裕二監督体制となった今季は、常務取締役として再びフロントに戻り、クラブを下支えしていた。
J2栃木SCの中津正修社長が5日、県庁で記者会見を開き、今期(2013年2月~14年1月)の債務超過額が前期の2倍以上の1億5000万円近くに上る見込みであることを明らかにした上で、来季は育成型チームに転換する方針を明らかにした。 会見には中津社長と水沼富美男副社長の2人が出席。中津社長によると、今期は増資計画が不調だったことや観客動員の伸び悩みなどにより、債務超過額は前期の5600万円から1億4600万円に膨らむ見込み。これを受けてクラブは3カ年の経営改善計画を策定し、役員報酬の一律10%カットや運営経費の節減に取り組むという。 水沼副社長は来季のチーム編成について「これまでは外国人の活躍が目立ったが、今後は長い目で育成していくチームに変えていく必要がある」と選手人件費を切り詰める方針を表明。Jリーグが導入したクラブライセンス制度は12年度から3期連続赤字か14年度決算時点で債務超過に陥
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