6月4日、中国で民主化運動が武力弾圧された天安門事件から25年。同国の金融システムでは当時を連想させるような不穏な空気が広がりつつある。北京の天安門広場で2月撮影(2014年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [北京 4日 ロイターBREAKINGVIEWS] - 中国で民主化運動が武力弾圧された天安門事件から25年。中国は経済的に豊かになり、安定もしてきた。当時は不完全な政治改革が、混沌と暴力、そして後退を招いた。今の中国でそうしたリスクは低いが、金融システムでは当時を連想させるような不穏な空気が広がりつつある。 最近では中国の市民は、政治的制約をほとんど受け入れている。当局は情報のやり取りを監視し、集会を厳しく取り締まっている。1989年当時の記憶は、急速な所得の伸びの影で風化しつつある。外国からの投資も増えた。経済協力開発機構(OECD)によれば、海外から中国への投資額は19
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