2020年夏のオリンピック招致を巡り、東京都の猪瀬知事が「イスラム諸国はけんかばかりしている」などとライバル都市を批判する発言をしたと、アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズが報じたことについて、猪瀬知事は発言したことを認めたうえで、「不適切な発言があったことについておわびしたい」と述べ、発言内容を訂正するとともに謝罪しました。 今月26日に掲載されたニューヨーク・タイムズのインタビュー記事で、猪瀬知事はライバルとなる2つの都市との比較に言及したほか、「イスラム諸国で人々が共有しているのは唯一アラーだけで、互いにけんかばかりしている」などとライバル都市のトルコのイスタンブールを批判する発言をしたと報じられました。 これについて、猪瀬知事は30日午前、記者団に対して、インタビューを受けた際、ほとんどの時間を東京の開催計画などのPRに時間を割いたあと、東京とイスタンブールを比較する質問が出たため