リクルートテクノロジーズは、同社従業員539名に独自開発のビーコンを配布し、社内コミュニケーション活性化の効果についての実証実験を4~6月にわたって実施。8月23日に検証結果を発表した。 同社は、3年間で従業員が約3.6倍に増加したことから、社内のコミュニケーション活性化の一環として、同社研究開発機関のアドバンスドテクノロジーラボが開発したビーコン(GoogleのEddystoneを使用)とスマートフォンアプリを、すべての従業員に提供した。 ビーコンには、それぞれ身につけるユーザーのプロフィールや連絡先などが記録されており、スマートフォンから情報を読み出すことができる。初対面のメンバーや接点が薄いメンバーでも、相手の情報が分かるため、コミュニケーションが活性化できるとしていた。 実際に、ビーコンが社内コミュニケーション活性化に寄与したかを検証。従業員に対して事後アンケートを実施したところ、
![社員全員に個人情報入りビーコン配布--社内コミュニケーションは活発化したのか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d80647098703185dca3a931f41812f518bf04515/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2016%2F05%2F12%2F35e729b991780be092eba388a0244ca8%2Fbecon_0512_s.jpg)