米McAfeeは携帯端末メーカーを対象としたセキュリティ問題に関する調査を実施し、Mobile World Congressで2009年版の報告書を発表した。 調査は世界各国のモバイル端末メーカー30社以上を対象に実施した。このうち、約半数が携帯端末のセキュリティ問題として、マルウェア感染、音声またはテキストを使ったスパム、サードパーティーアプリケーションの問題、ネットワーク容量に影響する問題があったと報告。これらの問題の件数は前年から2倍以上に増えた。 携帯端末の各種機能に関するセキュリティ上の不安も多く、「モバイル決済に対する不安」(81%)、「アプリケーションのインストールにかんする不安」(69%)、「無線LAN/Bluetooth接続にかんする不安」(66%)などが挙がっている。 セキュリティ問題がメーカーの業績や評判に及ぼす影響としては、「端末のパッチや修正のコストがかさむ」(4