森羅万象あれやこれ、見たり聞いたり、知ったりしたい。されど時間は限りあり。ネットと本を行きつ戻りつ、迷い漂う。(書評多めです) 小説家というのは日本語に堪能なものと思いこんでいたが、どうもそうでもないらしい。しかもケータイ小説とやらでぽっと出てきた新人でなく、日本の文学界の最高齢に近い現役作家にして文壇の大御所、であるので驚きはひとしおだ。 「余人をもって代え難い」 という言葉は、その人固有の特殊な得難い能力について第三者が客観的な立場で評して言うもの(しかも最大級の賛辞)であって、自分や身内については決して使うべきものではない。それを言って許されるのは金正日くらいのもんである。 こんなことは日本語の作法の常識ではないか。我が子が他人とは代えられない、かけがえのない可愛いものだというのは自然な親の情ではあろうが、公の場で使う言葉ではない。はしたないというか見苦しいというか。 こんな使い方を
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