イスラム過激派系メディア「ウェラヤット・ホムス」が公開した、イスラム過激派組織「イスラム国」の旗が掲げられたシリア・パルミラのローマ劇場遺跡を写したとされる画像(2015年5月28日公開)。(c)AFP/HO/WELAYAT HOMS 【6月24日 AFP】シリア当局は23日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が、同国中部の古代都市パルミラ(Palmyra)近郊にあるイスラム教の霊廟2つを破壊したと発表した。ISもまた、霊廟を破壊したとする写真を公開している。 シリア遺跡管理当局幹部は、ISが3日前、イスラム教の預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)のいとこの子孫モハメド・ビン・アリ(Mohammed bin Ali)と、パルミラの宗教指導者ニザール・アブ・バハエディン(Nizar Abu Bahaaeddine)の墓2つを爆破したと語った。