前編からのつづきです。 前編の最後で、「問題がこれだけなら、ここまでの論争にはならなかったのだろう」と書きましたが、 実際にこの話題は、10月には一度おおむね終息していたように思われます(はてブ参照)。 それではなぜ、11月の今再燃しているのか。 まずはその経緯を追います。 事の発端2 上で終息・再燃という表現を使いましたが、実際は堺市の図書館が前章で述べたような対応をとったところで、 根本的には何も問題は解決していません(むしろ良くない方向へ…?)。 そして先日11月4日に、 この問題に対する図書館の対応は性的指向による差別につながると、 BL図書廃棄の差し止めを求める住民監査請求が提出され、 そのことが翌日5日の新聞に載ったようです。 こちらでその記事の内容と住民監査請求の見出しが確認できます。 「ボーイズラブ」はだれにとって有害で不適切なのか?/新聞各紙の報道 - みどりの一期一会