きょうは旧暦で聖武天皇が亡くなった日です。聖武天皇は、奈良の大仏を作った人として有名です。あと正倉院の宝物の多くが彼が使っていたものやゆかりの品です。あと、鑑真招いたり。 どれも日本古代史を語るうえで欠かせません。 「聖なる武の天皇」という名前も、歴代天皇のなかでもメチャメチャかっこいい。 ところが、歴史をちょっとかじると、「おいおい、こいつ大丈夫?」という逸話がてんこ盛り。 内乱が起きると逃げ出したり。しかも、一人で逃げればいいのに、都もひっぱっていく(遷都)迷惑ぶり。それも何か所も何か所も。 でも、さらに深く調べていくと、もしかして「この人は単に弱気ではなく、実は深い意味をもって行動した大物だったのでは」と思っていくようにもなる、不思議な人です。 さてさて、偉大な帝王説と泣き虫な王様説どちらが正しいのでしょうか。少なくとも、東京都国分寺市民は、彼がいなければ国分寺がなかったのですから、
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