兄の葬儀が終わった。 私の兄は昭和29年8月生まれで、今年で60歳。還暦を迎えたばかりだった。 父は二十年前に、そして母は昨年他界した。 兄弟は兄と私の二人。そして兄がこの世を去り、後に残ったのは私一人になってしまった。 私の兄は、月刊アウトの編集者だった頃に「R2」の名前で、記事を書いていた。 立命館大学のSF研究会に所属し、その後月刊アウトの編集者となったのも、高校時代のSF仲間だった「C」さんがみのり書房にいた縁だった。 ガンダムが世に出て、アニメとSFが商売として大きく開花していくその創成期に、兄と私は立ち会っていた。 みのり書房退社後、普通の会社員として勤めながら、ニフティフォーラムの方で「花筏」のハンドルネームで、色々やっていたようだが、その頃のことは、私は良く知らない。 その後、私が小説を書き始めた頃に、共に小説を書き始め、私は電撃大賞に応募し、兄は学研の歴史群像小説賞に応募
photo credit: e-dit via photopin cc タイトルはいかにも大げさと思われるかもしれませんが、そんな事はありません。 なぜなら、私達の99%が、自分の潜在能力をあり得ないほど高く見積もっており、約束を破る潜在的なリスクをあり得ないくらい過小評価しているからです。 アメリカではいろいろな大学で、学生が自分たちのレポートを仕上げるまでにかかる「見積もり」をどう考えているかについて、実験しています。ひとつの実験結果によれば、「50%の確率でこの日までに終わる」という〆切を守ることのできた学生はたったの13%で、「99%の確率でこの日までに終わる」という〆切ですら、守ることのできた学生は45%でした。 【参考】 » Flawed Self-Assessment 私達はセミナーなどを通じて「タスクシュート」を使い始めた当初の「見積もりの過誤」によく直面するのですが、一般
TOP > 仕事 > ヨーロッパに向かうフライト中に、「お医者様はいませんか」に応えて出ていったら、とんでもないことになった若い外科医の話 そう、あれはヨーロッパ行きの飛行機の中の出来事だった。 私は当時30歳を超えたばかりの独身・若造外科医で、ヨーロッパで開かれる学会に参加すべく向かっていたのだった。 私は、モニターの映画のブルース・ウィリスを観ながらそっくりな顔の後輩医師の顔をぼんやりと思い浮かべていた。彼の外科医としての成長、人間としての成長、おでこの後退… そんな時、事件は起こった。 すぐ前のシートの男性が、青い目のCA(キャビンアテンダント)となにか話している。 気分の悪そうな初老の男性は、後ろから見ていると段々とシートから頭が隠れて行った。 何かクレームでも言っているのだろうか?CAもなんだか慌てた様子で対応をしている。 隣にはその男性の奥さんなのだろうか、同じ歳の頃合いの女性
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