ソフトバンクモバイルは29日、通信速度が現行の同社のスマートフォン(高機能携帯電話)の約8倍となる高速通信サービス「ソフトバンク4G」を始めると発表した。 来年2月以降、この方式でインターネットに接続できる携帯用無線端末(モバイルWiFiルーター)を発売する。その後、スマートフォンなどにも広げる方針だ。 通信速度は、下り(ダウンロード)毎秒最大110メガ・ビットとなる。NTTドコモの次世代通信サービス「Xi(クロッシィ)」は、同37・5メガ・ビット(屋外)で、KDDIグループの「WiMAX(ワイマックス)」は同40メガ・ビットとなり、それらを大幅に上回る。