誇りを失った豚は、喰われるしかない。イエスはこれを聞いて言われた。 「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」 (マルコによる福音書2章17節) 本書は対テロファイナンス専門のエコノミスト である筆者が分析する「イスラム国」です。 『スンニ派イスラム教徒にとってのイスラエルを 彼らは作ろうとしている』筆者のこの分析は 秀逸でありました。 イラクとシリアにまたがる広大な領土を所有し、 日本人でも湯川遥菜、後藤健二の両氏が犠牲に なったことを始め、人質を斬首や生きたまま焼殺 するなどの残虐な手段で殺戮し、その様子を SNSで世界中へと拡散させる…。 そんな彼らを対テロファイナンス専門のエコノミスト である筆者が分析するものが本書であります。 僕自身も本格的に関心を持ったのは 『イスラム国日本人拘束事件』は発生した頃
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