株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
このコラムについて ヒト、モノ、カネ。経済の基礎となるあらゆる要素は、循環してこそ成り立つという宿命を背負っている。どんなに素敵な物も、消費者の下に届かなければ売れないし、どんな大金も、使わなければただの紙切れだ。人も然り。場所から場所へと移動することで初めて、経済活動の原動力となる。 ところで、人はなぜ、移動するのだろうか。通勤、通学、散歩に旅行。デート、お祭り、結婚式…。その動機は、千差万別だろう。従来、こうした「移動」にまつわるデータは、ほとんど明らかにされることはなかった。 だが、そんなベールに包まれていた移動に関わる情報を、せっせと蓄積し続けている会社があった。その名は、株式会社コロプラ。携帯電話を使った日本最大の位置情報ゲーム「コロニーな生活」を運用するベンチャー企業である。そのコロプラが、今年3月、ゲームで会員が日々登録していく位置情報を解析するシンクタンク「おでかけ研究所」
人はなぜ「おでかけ」し、その人をとりまく環境はどのように「おでかけ」に影響を与えるのか。位置情報ゲーム最大手、コロプラの会員200万人の移動データから浮かび上がる日本人のおでかけを通して、経済の実相を読み解いていくのが、本連載の趣旨である。 第2回の今回は、6月19日に終了した「休日1000円高速」の影響を考察する。東北地域では、被災者に限定して高速道路の無料化を実施しており、この政策が、どの程度人の移動に影響するかも見ていく。 解説いただくのは、コロプラ・おでかけ研究所主席研究員の長谷部潤氏。聞き手は、蛯谷敏=日経ビジネス記者である。 コロプラって何?という方は、第1回をご覧下さい。 今回のテーマ:休日の高速1000円が終了。「おでかけ」にどんな影響を与えた? 長谷部:突然ですが、蛯谷さんは、マイカー所有者ですか? 蛯谷:持ってないんですよ~。埼玉の実家には1台あるんですけれど、今は都内
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