2014年4月20日のブックマーク (5件)

  • 法科大学院の失策-誰も責任をとらない高等教育方面の野放図- : 社会科学者の随想

    ①「法科大学院、浮かぬ春 撤退相次ぎ全国で60校割れ 有力校に集中『縮小続く』」(『日経済新聞』2014年4月19日朝刊「社会」) ブログ筆者が旧ブログでこだわってとりあげてきた論題のひとつが,この法科大学院の問題であった。その後,廃校になる法科大学院の数が徐々に増えるなか,これまでの法科大学院に関する議論を,もう一度振り返ってみる必要を感じた。日の高等教育の一環としての法科大学院がこのように失敗を来してきたのは,いったいどこに原因があったのか。この関心事についてあれこれ論じてきたつもりである。 日は,この記事をとりあげたのち,これまで筆者が記述してきた法科大学院に関する諸記述を順次,こちらのブログに移行させるかたちで,再度,法科大学院の問題を復習する機会に利用したく思いついた。まずさきに,日の日経記事,「法科大学院,浮かぬ春 撤退相次ぎ全国で60校割れ 有力校に集中『縮小続く』

    法科大学院の失策-誰も責任をとらない高等教育方面の野放図- : 社会科学者の随想
    arkanal
    arkanal 2014/04/20
    競争のルールを変えることは重大な行為で,きわめて慎重にとり組み,そして変えた人間と組織が結果責任をとらなければならない。そして短期間のルール変更をする組織の人物にかぎって,その責任をとろうとしないこと
  • Dmitry Orlov氏の『プーチン大統領の狂気』 - もったいない学会・シフトム

    今は昔、2005年4月にエジンバラで開催された石油減耗に関する会議の席でC.J. キャンベル氏は「石油時代の前半が今幕を下ろす。それは150年間続き、工業、輸送、貿易、農業、金融資の急速な拡大を見せ、人口を六倍に増やすことを可能にした。金融資は、石油にもとづくエネルギーによって焚きつけられた「明日の発展」を「今日の借金」の適当な担保と信じることで銀行によって創られたのだ。石油時代の後半は今黎明にある。石油と石油に依存するすべて(金融資を含む)の衰えによって明示されるだろう。それは、現在の金融システムと関連する政治構造の崩壊を予告するものであり、いわば第二次世界恐慌である」と語った。(ASPO NEWSLETTER No 53, Contents No.534 ) それから9年の月日が流れたが、その間、私たちは世界的金融危機から抜け出せないままMENA諸国の政変やPIIGSの苦境を目

    Dmitry Orlov氏の『プーチン大統領の狂気』 - もったいない学会・シフトム
    arkanal
    arkanal 2014/04/20
    次いで、その他のみんなは、法の下にいる人々なのだ。世界で最もおどおどした人々であり、賠償訴訟を起こされて預金を奪われる恐怖、あるいは逮捕されて司法取引を認めるように脅されて刑務所にぶち込まれる恐怖を抱
  • リケジョだか何だか知りませんが~小保方ショック - 中国備忘録→司法備忘録

    arkanal
    arkanal 2014/04/20
     人材というのは、「そこに、自分にとっての夢がある」ということも大切ですが、基本的には ○努力が報われる ○成果が正当に評価される ○いわれのない差別がない ○成功したら莫大な栄誉その他が得られる ○失敗
  •  ソーントン不破直子「戸籍の謎と丸谷才一」 第4章 徴兵制のあった国 第5章 「笹まくら」 第6章 「裏声で歌へ君が代」の裏にあるもの - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    書のタイトルに「戸籍」があるのは、戸籍のもつ二つの側面(徴発と課税のためという国家からみた側面と、個人にセルフ・アイデンティティをあたえるという私的側面)を書は考えようとしているからである。不破氏によれば、戸籍制度は東アジアの中華文化圏に特有のものである。それは戸籍の持つ私的側面、セルフ・アイデンティティの側面が西欧の制度ではみられないからである。 不破氏によれば、古代に労働者としての徴用のためにつくられた戸籍制度は、その後むしろ個人アイデンティティの側面で日人に意識されてきたが、明治国家となって、ふたたび徴兵のための制度という側面を担うようになった。 丸谷氏の作品に、1)徴兵忌避をあつかったものと、2)自分は親の当の子ではないのではないかというテーマをあつかったものが多いことを不和氏は指摘し、丸谷氏が次男として生まれていながら才一という名前をつけられていることからその原因を考察し

     ソーントン不破直子「戸籍の謎と丸谷才一」 第4章 徴兵制のあった国 第5章 「笹まくら」 第6章 「裏声で歌へ君が代」の裏にあるもの - jmiyazaの日記(日々平安録2)
    arkanal
    arkanal 2014/04/20
    サルマン・ラシュディのいう「安逸な日常生活、ぬるま湯につかった平和、ただの自由、日常生活のうちに生きる「公の場でのキス、ベーコンサンド、意見の対立、最新流行のファッション、文学作品、寛大さ、飲み水、世
  •  「一杯のかけそば」と最近の理研騒動のことなど - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    何とはなしに堀井憲一郎さんの「若者殺しの時代」を読み返していたら、その最初に「一杯のかけそば」のことが書いてあって、それで最近のいろいろな事件のことが頭に浮かんだ。 「一杯のかけそば」の事件?は1989年つまり平成元年のできごとだから、いまから25年くらい前のことで、30歳以下くらいのかたは知らない話だろうと思う。 「一杯のかけそば」という童話?が有名になったのだが、そのきっかけは「週刊文春」での全文一挙掲載であった。その惹句には「編集部員も思わず泣いた感動の童話『一杯のかけそば』一挙掲載」とあった。その後、テレビのワイドショーが狂ったように取りあげた(たぶん、狂っていたんだとおもう・・堀井氏)。フジテレビでは午後のワイドショーで月から金まで連続で『一杯のかけそば』特集が組まれ、5人のひとが日替わりでそれを朗読した。(どうかしてる・・堀井氏) 「あなたはもう『一杯のかけそば』を読みましたか

    arkanal
    arkanal 2014/04/20
    、まるで今日の問題を論じているような錯覚に陥った。人間はいつまでも愚かなままで、いくら失敗しても懲りずに同じことをくりかえす存在だというだけのことなのかもしれない。それでも、佐村河内氏の問題のときには