7月20日、私は現代自動車の「希望バス」に乗ろうと思っています。バスに乗り、もうほとんど300日近く現代車非正規職の人々が戦っている、あの蔚山送電塔の近くに行って、彼らに熱い連帯のメッセージを伝えようと思います。 実は、私は個人的にこんなに長時間バスに乗るのはあまり楽しくはありません。 吐き気の問題もそうですが、腰痛などがあるので、ちょっと苦しいだろうと予 想しています。しかし、それでも私はぜひその「希望バス」に乗りたいのです。 ただ「人間的に」ほぼ300日間、高空闘争している人たちに気持ちでも伝えたい という部分もありますが、それを越えて、今回の闘争が今後の労働、社会運動 の展開にどんな決定的な影響を与えるかと思い、なんとか多くの人たちの真心 を集め、ぜひ勝とうという思うからです。今回のことが「階級」問題のどこか 核心的な部分と直結していると私は感じます。 われわれは普通、「労働者階級」

1、菜の花 特徴：色が鮮やかで、装飾性に富む。 お薦めの観光地：羅平。雲南省に位置し、菜の花の面積は40万ムー（1ムーは約6.67アール）前後におよぶ。羅平の菜の花は他の場所とは異なり、菜の花が棚田に植えられているため、「金玉満堂の郷」と呼ばれる。一面の花の海の所々に山が聳え、花と山が連綿と変化に富む風景を生み出している。

私は中国青海省で日本語を教えていたとき、しばしばチベット人学生の故郷を訪ねて、一晩二晩その家に泊めてもらうことがあった。たいていの家にゲンドゥン・チュンペルと、若くして逝った作家トンドゥブジャの画像がならんだ掛軸があった。じっと見ていると、たいがい学生かその父親が出てきて、「ゲンドゥン・チュンペルは天才だった、偉い人だった」と話した。 ところが「何をした人か」と聞くと、とたんに曖昧になるのであった。彼の業績をある程度知っていても、やったことがいろいろな方面に渡った人だから、ひとくちではいえなかったのかもしれないし、なんだかわからないけど、とにかく偉い人だったということかもしれない。 ゲンドゥン・チュンペル（チュンペーとも）は、1903年チベット東北部アムドのレプコン（現青海省黄南蔵族自治州同仁県）で生まれ、1951年ラサで亡くなった。 チベット仏教ニンマ派の高僧の化身として認定されながら、

人に個性があるように、それぞれの国の国民にも特有の国民性がある。日本人とは何か。私たち日本人はどのような特性を持っているのか。これまで多数の日本人論が発表されてきた。私が感銘を受けたのは、なかでも和辻哲郎の『風土』（1931）、R.ベネディクトの『菊と刀』（1946）、中根千枝『タテ社会の人間関係』（1967）、土居健郎『「甘え」の構造』（1971）、李御寧（イー・オリョン）『「縮み」志向の日本人』（1982）であった。日本人の国民性は外国人にはどのように受け止められているのだろうか？まずは以下のジョークをご覧あれ。 国際的な学会に遅刻してしまい、発表の持ち時間が半分になってしまった。さあ、どうする？ アメリカ人の場合、内容を薄めて時間内に収める。 フランス人の場合、普段通りのペースで喋り、次の発言者の時間に食いこんでもやめない。 イタリア人の場合、普段の雑談をカットすれば、時間内に収まる

百年の計とも言われ、何ごとも慎重であるべき教育の世界で、教育行政の幼児化がひどい。以下、高校授業料無償化の見直し、教育委員会による教科書採択妨害、民間出身校長の不祥事の三点を取り上げる。 「財政には所得の再分配機能がある」とは、中学校の教科書にも書かれている。この箇所を学習していて、「高級衣料品は高い税率とし、その税収を労働者の作業服などの補助金に回す」というアイデアを出す生徒がいたら、教師は一度は褒めたうえで、「消費財単位の政策は合理的ではありません。財政とはそのようなレベルで考えるものではありません」と説明することになろうか。そもそも、優秀な生徒はそのような具体性に拘った発想はしないものだ。 ところが第二次安倍政権の文部科学相は、それをやってのけようとしている。授業料無償化法を破棄して、一定額以上の所得がある世帯の生徒から授業料を徴収し、その収入は私立学校に通学している低所得世帯の生徒