((4)の続きです) 5. NSレコードの場合を考える Aレコードの場合を紹介しましたが、次にNSレコードの場合を考えます。 多くの場合、「DNSの浸透」という単語が利用されるのは、いわゆる「DNSの引っ越し」のときです。 NSレコードは、Aレコードを変更する場合よりも複雑になります。 NSレコードは、反復検索で利用されるので、自分だけではなく親のDNS権威サーバでのNSレコードの変更も必要です。 5.1. geekpage.jpを例に考える (NSレコードの親子) geekpage.jpを例に考えてみましょう。 DNSルートサーバから反復検索を行った場合、以下の図のようになります。 ここでのポイントは、jpドメインのDNS権威サーバとgeekpage.jpドメインのDNS権威サーバの両方がgeekpage.jp.に対するNSレコードを持っている点です。 ここでは、jpドメインが持つNSレ
1 JAPAN REGISTRY SERVICES JAPAN REGISTRY SERVICES Copyright © 2015 株式会社日本レジストリサービス ■「DNS サーバーの引っ越し」とは サービスプロバイダーやレジストラ(JP ドメイン名では 指定事業者)の変更に伴い、その対象となるドメイン名 の権威 DNS サーバーが変更されることを、「DNS サー バーの引っ越し(以下、引っ越し)」と呼ぶことがありま す。今回は引っ越しの中でも特に、 (A) すべての権威 DNS サーバーのホスト名と IP アドレ スが変更される (B) Webサーバーやメールサーバーなど、権威DNSサ ーバー以外のサーバーのホスト名は変更されず、 IP アドレスのみが変更される 場合について、作業時のトラブル発生を未然に防ぐ、 本来あるべき手順について解説します。 なお、以降では「引っ越し」を、上記
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く