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ブックマーク / blog.tinect.jp (19)

  • 僕が争いごとに巻き込まれるのは、僕の弱そうな見た目のせいだった。

    学生時代、イケてる系のビジネスマンがも杓子もジム通いで身体を鍛える事を推奨し、かつ実際に鍛えている事に当に驚いた。 ジャニーズJr.みたいな細マッチョならまだしも、中にはプロレスラーかよと言いたくなるような肉体を保持するものもいた。 (出典:田村耕太郎) 「そんな事する暇があったら、もっと知力を鍛えればいいのに」と正直、僕はそのマッチョイズムの理解に苦しんだ。 当時の僕が憧れてた生き方は元2ちゃんねる管理人のひろゆきさんのようなロジカルで全てを論破し尽くすスタイルだ。 鋭い切り口でズバッと物事の質を突くようなその物言いに僕は心の底から惚れ込んだ。 何より、彼の身体は筋肉とは程遠いヒョロっとした出で立ちであり、意識の高そうなビジネスパーソンとは真逆にみえた。 「意識高い系のサラリーマンはジムとか通って身体を鍛えてるけどさ」 「誰が言ったかではなく何を言ったかが大事な時代である現代におい

    僕が争いごとに巻き込まれるのは、僕の弱そうな見た目のせいだった。
    armadillo75
    armadillo75 2020/10/25
    やっぱりルッキズムだめじゃん。「僕の弱そうな見た目」ではなく、「弱そうな見た目の人間に争いをふっかける人間」のせい。因果を間違えると人に誤ったメッセージを送ってしまう/でも運動は健康にいいよ
  • 私が「何事も、他者や世の中のせいにしてはいけないんだ」と、初めて本気で思った瞬間のこと。

    ちょっと前のこと。 Twitterのタイムラインを見ると、「努力」に関して、面白いツイートが流れてきていた。 毎日ファーストフードで過ごす庶民の気持ちなんてDaiGoさんにはわからないでしょうね、と言われたことがある ああ、全く理解できない。 僕もお金なかった時には、朝昼飯抜いて、そのお金買って勉強してたよ、未来のために。 努力不足を不公平のせいにするのは、庶民ではなくただの怠け者だ。 — メンタリストDaiGo (@Mentalist_DaiGo) October 25, 2019 随分はっきりいう人が出てきたな、と思っていたら、もちろん賛否両論で物議を醸しているようだった。 努力論、根性論を忌避する人々がいて、 あぁこれってあれだ。 ブラックってやつだ ブラック企業の精神だわ — nony (@nony) October 25, 2019 DAIGOさんが事を抜いてまで勉強したの

    私が「何事も、他者や世の中のせいにしてはいけないんだ」と、初めて本気で思った瞬間のこと。
    armadillo75
    armadillo75 2019/10/30
    これを読んで、だから私達には人権や福祉、共助が必要なのだと改めて感じた。声高に叫ぼうがだんまりを決めようが、いかなる人にも必要な援助を速やかに行う仕組みこそ求められている。
  • 人手は全然不足していない。コンビニの経営者は今、AIやロボットの値段が安くなるのを待っているだけだ。

    ホーム > 人手は全然不足していない。コンビニの経営者は今、AIやロボットの値段が安くなるのを待っているだけだ。 今、「人手不足なのに賃金が上がらないのはおかしい!」という人が多い。 そして、確かにそれはおかしい……というより、原則的にはあり得ない話だ。 だから、この現象は間違っている。 ただし、「あってはいけない」というより、その前提条件である「人手不足」か「賃金が上がらない」のどちらかが、そもそも誤りであることの可能性が大きい。 となると、大多数の人は「賃金が上がらない」の方が誤っている——と言うだろう。 「当はもっと賃金を上げられるはずなのに、経営者が出し渋っているから上がらないのだ」と解釈する。 しかし、当にそうだろうか? 今のこの社会状況の中で、賃金を出し渋ったらとたんに従業員は転職してしまうだろう。そうして、人手不足に陥ってしまう。そうなると会社は立ちゆかなくなり、すぐに潰

    人手は全然不足していない。コンビニの経営者は今、AIやロボットの値段が安くなるのを待っているだけだ。
    armadillo75
    armadillo75 2018/12/16
    実際コンビニ経営者がそう思っているかはともかく、仕事の減少により労働者の需給バランスが実は供給過剰という点については、その通りだと思います。
  • 働いて疲れたなら、とりあえず江戸川に行こう。あの懐かしい、少年の頃の日々を思い出せるはず。

    大人になって、退屈を忘れてしまった。 子どもの頃はいつも楽しいことを探して退屈していたような気がする。 屋もゲームセンターも図書館もみんな新鮮な楽しさに満ちていた。どれだけ楽しいことがあっても足りなくて、いつも退屈を持て余していた。お金がないから遊べる範囲は限られていたけれど、「今日は何をして遊ぼう?」という新鮮な気持ちが、子どもの頃にはあった。 大人になって、お金には余裕が出た。行動範囲も広がった。 でも、「今日は何をして遊ぼう?」という気持ちはどこかへ消えてしまった。 休日の昼頃、目を覚ます。掃除をしなければ、公共料金の払い込みをしなければ、溜まっているを読まなければ、そんなことを思っているうちに気づいたら夕暮れのチャイムが鳴っている。大慌てでクリーニング屋に駆け込んで、一日が終わる。そんな風になってしまった。 「遊ばなきゃいけない」と最近はよく思う。でも、この年になると遊びという

    働いて疲れたなら、とりあえず江戸川に行こう。あの懐かしい、少年の頃の日々を思い出せるはず。
    armadillo75
    armadillo75 2018/09/10
    いいね、純度の高い遊び。
  • アマゾンのあまりにひどい仕打ちに泣いた話。

    われわれは日々、ネットを使う。そして、さまざまなサービスにログインする。ログインなしの日々はない。 アマゾンにログインし、グーグルにログインする。ツイッターや、フェイスブックや、インスタグラムにログインする。現代において、ネットをすることはログインすることなのである。 もちろん、ログアウトもある。しばらくアクセスしないと、勝手にログアウトしていたりする。そんなとき、普段とはちがうトップページを見て、「ふうん」と思う。 「ログインしてない時は、そんな顔するんだ?」 たとえば、アマゾンにログインしていない状態で、アマゾンのトップページを見る。「ようこそゲストさん」と言われて、「へえ、知らない人にはそんな感じなんだ?」と思う。 別の女になりすまして、恋人に会うようなものだろうか。 ログインしていないときのアマゾンは、わたしに平気でキャンプ用品をすすめてきたりする。 ふだんはわたしの好みを知り尽く

    アマゾンのあまりにひどい仕打ちに泣いた話。
    armadillo75
    armadillo75 2018/07/19
    文頭で上田啓太の文字を見たので、心して読んだ。真顔の上田さんの文章は好きだ。でも、この猛暑の日中に読むにはあまりにもaiko的で、くどさでめまいがしそうだった。きっと京都も暑いのだろう。
  • 「迷惑な被災地支援」と「結果だけでなく努力を評価すべき」の根っこは全く同じ

    西日の豪雨で、「被災地に千羽鶴を送るのは迷惑」という話を見かけた。 そういえば、災害が起きるたびに、この手の話題があがってくる。 実際に、現場はどう思っているのだろう?と考えていたところ、結論としては「個人からの支援物資は迷惑、役に立ちたいなら金を送れ」ということのようだ。 その支援 ちょっと待って! レスキューストックヤードでは、被災者と顔が見える関係でないのならば個人で自治体に物資を送るよりも義援金などの形でお金を送ったほうがいいと提言しています。物資などを送る際の注意点についてはホームページにまとめています。 http://rsy-nagoya.com/volunteer/sizai.htmlNHK web) 大量の支援物資が逆に混乱を招く、というのは納得感のある話だ。 今回の豪雨で被害にあった倉敷市も「個人からの支援物資は受け付けてない」とツイートしている。 倉敷市からのお願

    「迷惑な被災地支援」と「結果だけでなく努力を評価すべき」の根っこは全く同じ
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    armadillo75 2018/07/14
    成果が出て、初めてプロセスが評価される。そのプロセスすら善意の押し付けであった場合、失敗学のケーススタディでしかない。善行は相手の求めに応じて行おう。
  • 僕のメールボックスが大変なことになっている件。

    僕のメールボックスが大変なことになっている。 最近ではもっぱらGmailばかり使い、携帯会社が提供するキャリアメールを使うことがほとんどなくなった。 メールを送信することもなければメールボックスを覗くことも皆無と言って良いくらいで、完全なる無用の長物としてスマホ内に君臨している状態だ。 そんな状態にあってもメールアドレス自体はなかなか使い道があって、例えば怪しげなアンケートだとか怪しげな申し込み、エロいサイトの登録など、いわゆるアンダーグラウンドな香りがする場面で、「もうどうなっても構わない」という気概と共に入力することができるのだ。 別に使ってないんだから何に使われてもいい。 そういった怪しげな場所にドロップしたメールアドレスはいつしかさらに怪しげなサイトに売られ、そこでもさらにアンダーグラウンドな場所へと売られていく。僕のメールアドレスは大海原へと旅立ち電子の海を漂っていく。 そして、

    僕のメールボックスが大変なことになっている件。
    armadillo75
    armadillo75 2018/05/01
    楽しい。こういうの好き。
  • 長男の宿題の遅れを「可視化」で、回復した話。

    最近気づいたんですが、長男には「ちゃんと見た目を整えてあげるとなんかやる気が出る」という特性があるようなんです。 以下、ちょっとした話です。 以前も書きましたが、長男は夏くらいから塾に通い始めました。 まだ小4だし、大変だったら無理せんでいいよと言ってはいるのですが、今のところ楽しんで通っているようです。 人的には、塾自体もさることながら、塾の帰りに軽く買いいが出来るとか、塾がある日は自分だけちょっと寝る時間が遅くなるので、長女次女が既に寝ている、「パパ・ママ・自分」という空間で過ごせることが、どうも凄く嬉しいようなんですね。 私と奥様は、いつも子どもたちを寝かしつけてから自分たちのご飯をべるので、その空間に混じると長男すげーはしゃいで色々喋ります。まあ主にゼルダやらスプラトゥーン2の話とかなんですが。 考えてみると、双子が生まれた後の長男は、両親をいっぺんに一人占め出来る時間という

    長男の宿題の遅れを「可視化」で、回復した話。
    armadillo75
    armadillo75 2017/12/19
    まさかの Canva 登場。こういう使い方はアリかもしれない。
  • 「無償のやる気」信仰は色んな産業を滅ぼしかねない

    先日、とある伝統工芸の職人さんとお話する機会がありました。 しんざきは宮城県にルーツを持っていまして、ちょこちょこ向こうの人と飲んだり、お話をしたりすることがあります。その時は、宮城のとある温泉街の、伝統的な人形玩具の職人さんと色々お話しました。 で、その時、「高齢化による後継者不足」の話になりました。 最近、色んな業界で聞きますよね。後継者不足の話。業種によって理由は色々、状況も色々だと思うんですが、直近だとホタテ漁の話と、刀匠の話がそれぞれwebでも話題になっていたと思います。 “刀剣ブーム”の裏で深刻な刀匠の後継者不足 「二次元」とのコラボで活路 日一豊かなホタテの村も人手不足で四苦八苦、オホーツク沿岸の猿払 で、上記ケースは2件とも、人手不足なのに高い給与が出せない、あるいは高い給与を出していないということで、それぞれwebでも議論になっていました。 ホタテ漁の件では、 それでも

    「無償のやる気」信仰は色んな産業を滅ぼしかねない
    armadillo75
    armadillo75 2017/09/25
    やる気にどう報いるのか、金銭が多く出せないなら、代わりに何で報いるのか、人を募るならはっきりした方がいい。地方でよく見るけれど、非営利界隈だと都市部でも結構見かけます。
  • 「コミュニケーションのトラブル」が多い人に読んでほしい話。

    コミュニケーションについて書かれた記事に、2つ、個人的に面白かったものがある。 いずれも大変にバズった記事なので、覚えている方も多いだろう。 一つ目は、電通の人たちのカラオケが、恐ろしく洗練されており、「ただ行為のみ」に目的が置かれたコミュニケーションの極地を見た話。 電通の人たちとカラオケに行った話 電通の女性の1人は、AKB48の『大声ダイヤモンド』の「大好きだ! 君が 大好きだ!」の「君が」を「仕事」におきかえた替え歌を披露していた。照れの一切ない、一体こうなるまでに何度こなしてきたんだという洗練されたものだった。 普通なら振り付けをこなすだけでじゅうぶん盛り上げ役の責務を果たしたと考えてしまうところなのに。ハードワークなサラリーマンに広く刺さるよう、絶妙なモジリをほどこすなんて。 すげえという眼差しで傍観していたが、ほかの電通の人たちは彼女の完璧な振り付けや替え歌には反応を示さず、

    「コミュニケーションのトラブル」が多い人に読んでほしい話。
    armadillo75
    armadillo75 2017/07/27
    “コミュニケーションは受け手の言葉を使わなければ成立しない”ので、受け手の多様化に柔軟に対応せざるを得ない、というのは同意。
  • 日本の大企業の2倍の初任給を中国の大企業が出せるという事実に、リアルに日本の衰退を感じた。

    少し前に中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の日での初任給が40万円以上だと話題になった。覚えている人も多いだろう。 ファーウェイの初任給月40万円が話題 「普通に就職したい」「優秀な人は流れていっちゃう」 中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の日での初任給が40万円以上だと話題になっている。 リクナビ2018に掲載されたファーウェイ・ジャパンの求人広告によると、募集職種は「通信ネットワークエンジニア」「端末テストエンジニア」「端末アフターサービスエンジニア」「研究職・アルゴリズムエンジニア」の4つ。月給は学士卒で40万1000円、修士卒で43万円に設定されている。年に1回以上は賞与があるというから、賞与が月給2か月分だとすると年収は初年度から560万円以上になる。 「有給消化50%以上」「完全土日祝休み」ともあり、きちんと休むこともできるようだ。もちろん各種社会保険も

    日本の大企業の2倍の初任給を中国の大企業が出せるという事実に、リアルに日本の衰退を感じた。
    armadillo75
    armadillo75 2017/07/14
    “お金は頑張って働いて稼ぐものだという価値観は先進国のもの” 否。発展の途上にある国のもの、が正しい。1980年代までの日本では実現可能で、2010年代でほぼ幻想となった価値観。だが、この筆者にはわかるまい。
  • 「知る喜び」を得られる一方、「知らなくて良いことまで見えてしまう」インターネット。

    6月のソフトバンクのスーパーフライデーでは、セブンイレブンのアイスクリームやコーヒーがもらえるクーポンが配布されています。 そして先日、そのスーパーフライデーで賑わう金曜の夜にセブンイレブンに寄ったところ、店内にいた子どもがセブンイレブンのプライベートブランドのカフェオレを床に落としてしまったのです。 そのカフェオレは、赤い蓋の部分が破れて中身を床に撒き散らしていました。 ああ、落としてしまったのか……と気の毒に思いつつ眺めていると、その子のお母さんがレジの店員さんに、床に落としたカフェオーレ(の残骸)を見せて、「これ落としちゃったんですが、どうしたらいいですか?」と尋ねました。 アルバイトらしき店員さんは、「ああ、わかりました。いいですよ」と優しく答えて、お金を請求する様子はありません。 落として中身の大半をぶちまけたカフェオレが売り物になるわけもなく、「弁償します」「代金は払います」と

    「知る喜び」を得られる一方、「知らなくて良いことまで見えてしまう」インターネット。
    armadillo75
    armadillo75 2017/06/17
    ネット以前は礼儀作法の問題であった。店は客に実費の弁償を求められるけれど、客が子の振る舞いと品物の損壊を詫び、店は(弁償を求めるより今後の来店、購買を期待し)それを殊更咎めない、というプロトコル。
  • 善意で始めたとしても、ベーシック・インカムは強固な身分制を作り出す

    ここ数年、「ベーシック・インカム」という言葉を、随所で見かけるようになった。 ベーシック・インカムとは、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想(引用:Wikipedia)である。 報道に寄れば、すでに北欧で社会実験も始まっているとのこと。 2017年1月1日、フィンランドが国家レベルでは欧州ではじめて試験的なベーシックインカムの導入を開始した。 このプロジェクトでは、1月から2018年12月まで、無作為に選出された2000人の失業者に対して月に560€(日円にして約6万8000円)を支払うというもの。2年間の実験で、ベーシックインカムの導入が失業率の低下に影響をもたらすのかを調べるのだという。 近年、ヨーロッパを中心にベーシックインカムの導入の是非がたびたび議論されてきた。 ヨーロッパ諸国の社会保障においては、その制度

    善意で始めたとしても、ベーシック・インカムは強固な身分制を作り出す
    armadillo75
    armadillo75 2017/04/29
    もう格差は再生産している。例えば生活保護は厳しい資力調査と生活指導が入り、パスした人だけ受給できる。受給者のスティグマと非受給者の不満を助長している。申告所得だけで「ユニバーサル」に支給するのがBI。
  • 「思い通り行かない」から失敗なのではなく、「負けを認められない」から失敗なのだ。

    失敗の質というがある。 旧日軍の行動原理を京都大学の学者が分析し、日戦争に負けた原因を探っていくというで、よく日型経営の弱点を知るための教材として様々な雑誌で名著と紹介される事の多いである。 僕も以前このを読んだ事があるのだけど、どうにもこうにも内容が頭に入ってこなくて困っていた。 日史にあまり詳しくないからなのかもしれないけども、これを読んでも「そもそも”失敗”って何だろう?ミスと何が違うのか、さっぱりわからん」と疑念が拭えなかったのだ。 それが最近、”人生を壊しかけた人達”についての記事を書く機会に恵まれ、ようやく失敗というものがどういうものなのかについてキチンと理解する事ができるようになった。 これは非常に有益な知見だと思うので、今回は”人生の失敗”が果たしてどういう事なのかについてを書いていこうかと思う。 「失敗学」における失敗はピンとこない。 僕は以前にガチ恋

    「思い通り行かない」から失敗なのではなく、「負けを認められない」から失敗なのだ。
    armadillo75
    armadillo75 2017/04/19
    損切のタイミングについて。前回の連載から続いての記事と思うが、前置きに引いた失敗学は、主旨と関わりがない。負けを認めない限り、負けではない。負けたくないから、負けでない状態に人はすがる。それだけ。
  • 週刊誌のたったひとつの記事で「洗脳」から覚める人は、また別のところで洗脳されかねない | Books&Apps

    こんな記事を読みました。 効き目ゼロ「難消化性デキストリン」が呼び起こした「怨嗟」と「矛盾」 週刊新潮の記事を読んで、えーっ!と衝撃を受けました。騙された、と。だって、あれを読めば確かに効果ゼロなんだって分かるじゃないですか。愕然としましたし、怒りもこみ上げてきた。すぐにサントリーに電話しましたが、消費者庁から許可をもらっているので問題ありません、という対応で、余計に腹が立ちました 早い話、トクホコーラなんかで謳っていた「難消化性デキストリンの脂肪吸収抑制効果」の根拠になっていた論文について、これは妥当な結果とは言えないのではないか、脂肪吸収抑制効果は認められないのではないかという指摘があった、という話です。 元ネタになっているのは週刊新潮誌、3月30日号に掲載されている記事ですね。 たまたま会社にあったんで、一応こちらも確認してみましたが、概ね冒頭の記事で概要は抑えられる内容になってい

    週刊誌のたったひとつの記事で「洗脳」から覚める人は、また別のところで洗脳されかねない | Books&Apps
    armadillo75
    armadillo75 2017/04/15
    人は「正しいことを知りたい」ということに同意するが、同時に「自分に快い情報を信じたい」という欲求も潜んでいる。前者と後者は全く違うことを指しているのに、思考では快さと正しさがしばしば比例する。厄介。
  • 「やればできる」はウソ。勝負からの撤退を決意する事の大切さについて。

    夢を追い求める事は世間一般的には素晴らしい事だといわれている。 だけど夢を追う事の残酷さについて言及している記事はあまりない。 これを書いている筆者は二浪している。浪人している間、いわゆる大手予備校に所属していたのだけど、医学部クラスには他のクラスにはあまりいない奇妙な受験生の姿を目にすることがある。多浪生だ。 三浪、四浪は当たり前。下手すると六浪とか七浪というのも珍しくない。 彼らは夢を追いかけて、その夢を諦めることができない人達だ。フレッシュな浪人生と比較して、やや顔に影がかかっている事から何となく普通の人達とは少し違った存在だという事が暗にわかる。 「小さい頃から医者になりたいと思っていた」 「いままでの人生、あまり良いことがなかったから医者になって逆転したい」 人は様々な理由で医学部を志願する。 夢を追うのはよい。ただ、そういう人達に1つ言っておかねばならない。 「医学部を志願する

    「やればできる」はウソ。勝負からの撤退を決意する事の大切さについて。
    armadillo75
    armadillo75 2017/04/12
    人間(じんかん=世の中)万事塞翁が馬。禍福の予想は難しい、という意味。どうにもならないのが運。けれど、流れを読むことで、よい方向へ向かうことが出来る「かも」しれない。撤退が難しいのは同意。
  • これから新社会人になる「エリート意識を欠いたエリートたち」への餞別の言葉

    今日は有名大学を卒業して、これから社会にでて仕事につくような人の為になるような話をしようと思います。 みなさんは今まで自分たちの事をエリートだとかそういう風に意識した事はあまりないかと思います。 自分が人を意識的に差別しているだなんて、まず思っていないでしょうし、今後もそういう事をしようだなんて思っていないでしょう。 自分の話になりますが、僕はそこら辺の中流家庭に生まれた後、運よく偶然医学部に入学でき、卒後医師として働く事となりました。 医師として、人を救う仕事に従事できる事をとても誇りに思いながら実社会の場に希望を持って出ていったのですが、現実は思ったものとちょっと違いました。 僕は大学に入学してから後、この世をよりよくする為に己を研鑽し続けました。 自分の働きによって、この世界がほんの少しでもよりよい社会になっていく事を目指していたのですが、医師の仕事というものは、そのような希望に溢れ

    これから新社会人になる「エリート意識を欠いたエリートたち」への餞別の言葉
  • 医学部入学者から読み解く、現代の閉塞感について

    筆者は一応医者である。当たり前の事だけど、医者になるためには医学部に入学しなくてはいけない。 ご存知の通り、医学部はなかなかの難関である。国公立の医学部だと、センター試験で九割近い点数を取らないと二次試験を受験する機会すら与えてもらえない。 さて、こんな感じで受験における難関の1つである医学部だけど、じゃあ入学している連中はいったいどういう人間で構成されているのかご存知だろうか? 試験で高得点を叩き出す必要があるのだから、子供の頃から勉強ばかりしていたような人間ばかりが集まってると思っている人も多いかもしれない。が、事実は全くの逆で、実はムチャクチャな努力で医学部に入学するような人間はどちらかというと稀だ。 雑感だけど、9割ぐらいの人間はそこそこの努力で受験をサクッと通過している。 これを読んで「やっぱり頭がいい人は違うなぁ」と思う人もいるかもしれないけど、筆者が医学部に入学して感じた事は

    医学部入学者から読み解く、現代の閉塞感について
    armadillo75
    armadillo75 2017/02/09
    この手の話は出典の表記がほしい。自分は経験的に後天的な要素(生育環境)が大きいと思っているが、確証はない。[education]
  • 知識レベルに格差がありすぎると「普通に話しているだけ」なのに相手にとっては「バカにされている」ように感じる

    つい先日買ったiPhoneが故障したので、AppleストアにiPhoneを修理しに行った。 予約ができなかったので、「当日枠」に入るためApple storeまで出かけ、15分位待ってiPhoneを診てもらえることになった。 Genius barに行くと「あちらの机の席にかけてお待ち下さい」と言われた。 担当者が来るまで、暫く時間があったので周りの人達を眺めていると、なにやら向かいの席が騒がしい。 見ると、初老の夫婦がAppleのスタッフに対して、声を荒げている。 ついに、初老の男性がキレた。 「何でお前はそんなに上から目線なんだ!」と大声で怒鳴る。女性も「スタッフを変えて!」と大きな声で周りにアピールをしており、周囲が少しざわついた。 Appleのスタッフは去り、初老の夫婦だけが残された。 彼らは「なんでこんな上から目線なんだ、バカにしやがって……」と話していた。 話が全て聞こえてきたわ

    知識レベルに格差がありすぎると「普通に話しているだけ」なのに相手にとっては「バカにされている」ように感じる
    armadillo75
    armadillo75 2017/01/23
    表題を論ずるのに、このケースは複雑で向いていないように思う/一般的な顧客対応の技術として、担当者をより年齢の高い者に変えて、まず傾聴する。状況に対して理解を示す。そして、解決策を提案する。
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