2008年12月26日のブックマーク (2件)

  • ケインズが示す危機の教訓  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2008年12月24日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 我々は今、皆ケインジアンである。バラク・オバマは大統領に就任するなり、巨額の財政出動を提案する。景気刺激策は、ほかの多くの国でも打ち出されている。ドイツでさえ、必死に抵抗しながら、この競争に引きずり込まれている。 マクロ経済学の父ジョン・メイナード・ケインズの亡霊が蘇り、我々に取りついている。最も興味深いケインズの弟子ハイマン・ミンスキーの亡霊も一緒に復活した。今では誰もが「ミンスキーの瞬間」――金融市場の熱狂がパニックに変わる瞬間――のことを知っている。 あらゆる予言者と同じように、ケインズも彼の信奉者に曖昧な教訓を与えた。第2次大戦後、数十年間にわたって彼の弟子たちが提唱した財政の微調整(fine tuning)をいまだに信じている人はまずいない。だが、ケインズの高名な知的ライバル、ミルトン・フリードマンが提案したマネー

    arrack
    arrack 2008/12/26
    コミュニズムもリバタリアニズムも幻想の産物という点で同一のものだと思う。
  • 昭和恐慌は再来しない - 池田信夫 blog

    朝日新聞に、「昭和恐慌に学べ」というあきれた記事が出ている。学習院大学の岩田規久男教授は「昭和恐慌のようにデフレに陥ると、相当果敢な政策を採らないと立ち直れない」と政府・日銀の積極対応を促す。ただ、当時と違い現在は国債発行残高が積み上がり、政策の自由度を奪っている。この神谷毅という記者は、今のほうが「政策の自由度」が低いぶん昭和恐慌より悪いといいたいようだが、この記事は他方で「金位制が大恐慌の原因だった」とも書いている。彼は、今の日が金位制だと思っているのか。EichengreenやBernankeが明らかにしたように、金位制による信用収縮の連鎖が大恐慌の大きな要因であり、日の昭和恐慌の引き金も1930年に行われた金解禁だった。だから、こういう「大恐慌の再来」論は、ほとんどの専門家が否定している。大恐慌の教訓に学んで、いま世界の中央銀行は流動性を最大限に供給しているからだ。 岩

    arrack
    arrack 2008/12/26
    「昭和恐慌ではGDPは18.3%も下がったが、今はマイナス1.7%だ。両方をデフレという言葉で一括するのはナンセンスである。」だったらどこまでがデフレでどこまでがデフレじゃないんですか?w/↓アメじゃほぼ決着済み