インターネットバブルの崩壊 携帯電話機能を付加するも業績を立て直せず 好調なPalm Inc.だったが、この後インターネットバブルが弾け、2001年6月に同社の株価は6.5ドルまで下がっている。このあたりから次第に売上が落ち始めたというのも、これまた良くある話である。 そこで同社はソフトウェアを開発するPalmSouceと、ハードウェアを開発するPalm Solutions Groupに分割。PalmSourceはさまざまなOEM向けに公平な立場でPalm OSを提供する一方、Palm Solutions Groupは自社のハードウェアの開発に専念するという形だ。 まずPalmSourceは新規株式公開を行なってPalmから離脱。残ったPalm Solutions Groupは2003年にHandspringを買収し、これにあわせてHawkins/Dubinsky氏が再び経営に復帰すること
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