私は以前から疑問に思っていることがあります。それは、「なぜ人はこんなにも遊びたがるのか?」ということです。「遊ばないとやってられない」と言っている方々のことが、正直不思議でなりません。 なぜそう思うのかといえば、私自身が基本的にあまり「遊びたい」と思わないタイプの人間だからでしょう。厳密に言えば、人とは少し遊びの定義が違うのかもしれません。私にとっては、学校に行くことは友達に会えるという意味では十分遊びでしたし、学習塾や予備校も同じでした。要するに、友達と話すことそれ自体が、私にとっては十分「遊び」だったのです。 今回はこの「人生に遊びは本当に必要なのか?」という疑問を検証してみたいと思います。 そもそも「遊び」とは何か そもそも、多くの方が普段口にしている「遊び」という言葉は、一体何を指しているのでしょうか?辞書的な意味で言うと、 身体的・精神的活動のうち食事,睡眠,呼吸,排泄など直接生
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