登場から2カ月が経つTigerことMac OS X 10.4だが、その魅力の1つは、もちろんDashboardだ。ファンクションキー一発で、ウィジェットと呼ばれるユーティリティを呼び出すことができる仕組みで、現在の作業を中断すること無く利用できるので、使い勝手は非常にいい。また、登場時には画面の外から飛んできたり、新しいウィジェットを画面に追加すると派手な波紋エフェクトがついたり、見た目にも華やかで、Apple Computerらしい遊び心にあふれている。 Dashboardはその使いやすさだけではなく、作りやすさもポイントの1つになっている。ウィジェットプログラミングに使われる言語は、HTML、CSSやJavaScriptといった、広く使われているWeb技術をベースにしており、Webページを作ったことがある人ならば、とても簡単に作り上げることができる。実際、Appleのウィジェットダウン
Leopardにはウィジェット開発環境として「Dashcode」が準備されています。 今回は早速そのDashcodeを使って前回のエントリで公開したウィジェット「Jorudan Transfer」を開発してみます。
2006年の暮れに、Appleの開発者向けサイトから、「Dashcode」のベータ版がリリースされた。Dashcodeとは、Mac OS X Leopardで登場する予定のDashboardウィジェット開発環境のことである。2006年に開催されたApple主催のデベロッパー向けカンファレンス「Worldwide Developers Conference」(WWDC 2006)では、大きな話題にもなっていた。 今回公開されたのは、そのベータ版であるが、現行のMac OS X Tiger上で動作する。どうやらDashcodeの開発はTiger上でも行われており、正式なリリース前に、広くフィードバックを募りたいようだ。ちなみに、Dashcodeの正式版はLeopard対応版のみのリリースとなり、Tiger上で動作するベータ版は今年の7月15日で期限切れとなる。 今回リリースされたDashc
CONTENTS: 0. Dashcodeのインストール 1. ウィジェットの基本構造を確認 2. Dashcodeのツール構成 3. ステップを追ってウィジェットを作成 4. ウィジェット制作の応用例 5. テンプレートカタログ Mac OS X 10.4(Tiger)で登場したDashboardウィジェットは、ちょっとしたRSSの購読などに便利だが、制作するには個別に用意したHTMLやCSSファイルを専用の方式でパッケージ化する作業が必要だった。しかしLeopardでは、そんな面倒な作業を任せて簡単にウィジェットを完成できる強力なツール「Dashcode」が付属したのだ。さっそく利用して、オリジナルのウィジェット作りに挑戦しよう。 0. Dashcodeのインストール 「Dashcode」は、ウィジェットを簡単に作成するためのアプリケーションだ。Leopardに付属しているとはいえ、プ
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