リクルートが3月に発表した「住みたい街ランキング2022(首都圏版)」。ここ10年近くは横浜、吉祥寺、恵比寿がトップ3を独占していたが、今回の調査では大宮が3位にランクイン。恵比寿が4位に転落したことが話題になった。 なぜ、恵比寿は今回、4位に甘んじることになったのか。リクルートSUUMO編集長の池本洋一氏は2つの理由があると指摘する。 「住みたい街ランキングは街の魅力を問うランキング。恵比寿は飲食店の集積が魅力ですが、緊急事態宣言以降外食できない期間が続き、それがマイナスに働きました。 もうひとつ、これまで恵比寿に投票してきたのは地元の人ではなく、郊外の離れた場所に住んでいる人でしたが、今回のランキングでは地元に投票する人が増え、そのために票を伸ばすことができなかったと考えています」 地元への投票が順位を押し上げた好例が昨年の4位から3位に浮上した大宮、8位から5位になった浦和だ。投票し